リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

大学・研究所にある論文を検索できる 「金属酸化物固定化ポリマーブラシを鋳型に用いた金属還元析出に関する研究」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

コピーが完了しました

URLをコピーしました

論文の公開元へ論文の公開元へ
書き出し

金属酸化物固定化ポリマーブラシを鋳型に用いた金属還元析出に関する研究

宮野, 陽 MIYANO, Akira ミヤノ, アキラ 九州大学

2023.05.31

概要

九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository

金属酸化物固定化ポリマーブラシを鋳型に用いた金
属還元析出に関する研究
宮野, 陽

https://hdl.handle.net/2324/6796072
出版情報:Kyushu University, 2023, 博士(工学), 課程博士
バージョン:
権利関係:

(様式3)Form 3



名 :宮野 陽

Name

論 文 名 :金属酸化物固定化ポリマーブラシを鋳型に用いた金属還元析出に関する研究
Title



分 :甲

Category

論 文 内 容 の 要 旨
Thesis Summary
金属担持触媒において、担体上に金属を高分散に担持することは、貴金属粒子の使用量削減や活性向上に不可
欠の技術である。担持粒子の高分散性を維持しつつ担持量を制御するためには、金属析出過程において均一核生
成を抑制し不均一核生成のみを起こすことで、担体上での粒子凝集を防ぐ必要がある。このような核成長や粒子
凝集の抑制には、細孔などのナノ空間の利用が有効となる。
共有結合やイオン結合を介して基材表面に高分子鎖を密に固定化したポリマーブラシは、高反発特性や低摩擦
特性などの特長を基材に付与することができるため、基板の耐摩耗性や濡れ性制御など、材料の表面改質法とし
て広く用いられている。さらにポリマーブラシは、ブラシ間距離に応じた大きさのイオンを選択的に取り込む「サ
イズ排除特性」を有する。そのため、ポリマーブラシが創るナノ空間を反応場として利用できれば、それが鋳型
として機能し、担体の形状に関わらず高分散な金属担持の実現が期待される。
これらのポリマーブラシの性質は、ブラシ密度や膜厚など、基材表面に修飾したブラシの形態に依存する。そ
のため、様々な組成の基材に対し、ポリマーブラシを任意の形態に制御する技術の確立は重要な課題となる。し
かしながら、基材表面へのポリマーブラシ修飾については、高分子鎖長や側鎖の制御など修飾する高分子に関す
るものが先行しており、対象となる基材は高分子あるいは SiO2 や Al2O3 など不活性なものが多く、特に、セラミ
ックスなど機能性金属酸化物に対する検討が進んでいない。そこで本研究では、機能性金属酸化物表面へのポリ
マーブラシ修飾とその形態制御法を検討するとともに、そのポリマーブラシ鎖間における金属析出反応を試み、
ポリマーブラシの鋳型利用とポリマーブラシが創る微小空間で生じる特異な反応について議論した。
第 1 章では、一般的な有機・無機複合材料の作製法と課題、ポリマーブラシとその利用、および本研究の目的
について論じた。
第 2 章では、SiO2、TiO2、BaTiO3 および ZnO を対象として、重合開始基含有シランカップリング剤である
(2-bromo-2-methyl) propionyloxyhexyltriethoxysilane(BHE)を基材表面に固定化した後、表面開始原子移動ラジカ
ル重合(SI-ATRP)によりポリメタクリル酸メチル(PMMA)の修飾を試みた。その結果、SiO2、TiO2 および BaTiO3
において、仕込み分子量に応じたポリマーを得ることができたが、基材上でのブラシ密度(グラフト密度)は基
材組成により大きく変化することがわかった。一方、ZnO では、重合触媒として用いる Cu 錯体が ZnO と相互作
用するために重合反応が進行しないことが明らかとなった。なお、ZnO では重合反応系中に超音波を照射するこ
とで Cu 触媒が活性化し、ZnO 表面での PMMA 重合が進行したが、得られたポリマーブラシは短鎖および長鎖ブ
ラシで構成された Bimodal 構造となることが示唆された。

第 3 章では、PMMA ブラシを修飾した TiO2 および BaTiO3 表面での Pd の光還元析出を検討した。基材表面に
析出した Pd の平均粒径は、TiO2 が 5.1±1.3 nm、BaTiO3 が 3.8±0.75 nm であり、ブラシ形態から理論的に求めた
ブラシ鎖が形成する空間に存在し得る粒径と同程度となった。このことは、Pd はブラシ鎖間(ブラシ内部)で析
出していることを示唆しており、基材上に形成した PMMA ブラシが Pd 粒子析出の鋳型として機能することが明
らかとなった。
TiO2 および BaTiO3 基材表面に修飾した PMMA ブラシ鎖間で生じる Pd の還元挙動を明らかにするために、反
応時間にともなう Pd K 吸収端 X 線吸収微細構造(XAFS)スペクトル変化を検討した。その結果、TiO2 および
BaTiO3 ともに、Pd の還元反応は、PMMA から生じるラジカルにより促進されることが明らかとなった。一方で、
XAFS から求めた Pd の還元速度は TiO2 と比べて BaTiO3 のほうが速く、還元反応には表面電荷による金属種の吸
着のしやすさなど基材の特性が影響することが示唆された。
第 4 章では、PMMA ブラシを修飾した SiO2 を用いて、Pd の還元析出挙動におけるブラシ形態の影響を検討し
た。SiO2 粒子上に形成した PMMA ブラシ鎖間に Pd が析出したが、基材表面でのブラシ密度が高くなるとブラシ
外へ Pd が排出されることがわかった。
反応時間にともなう Pd K 吸収端 XAFS スペクトル変化を追跡したところ、
基材表面に形成した PMMA ブラシの形態に応じて還元速度が変化しており、ブラシ密度が希薄なほど反応が促
進されることがわかった。スペクトルシミュレーションの結果、反応開始時の Pd 錯体の形態は 出発原料である
[PdCl4]2-とは異なり、trans-PdCl2(OH)2 の z 軸上に水分子が配位した trans-PdCl2(OH)2・2H2O に近い構造へ変化し
ていることが示唆された。このことは、PMMA ブラシに内包された Pd 錯体の一部の置換基が OH に置換したこ
とを示しており、ブラシ近傍あるいはブラシ鎖間において pH に変化が生じる特異的な反応場として機能するこ
とが示唆された。
本研究では、ポリマーブラシ鎖間をナノ粒子合成の鋳型として用いることを提案するとともに、ポリマーブラ
シが創る微小な空間が金属イオンの配位環境に影響を与える特殊な反応場として機能することを明らかにした。
本研究で得た結果は、ポリマーブラシ修飾を様々な組成や機能性を有する金属酸化物表面へ展開するとともに、
ポリマーブラシを用いた金属担持法を用いることで担持する金属粒子のサイズと量の自由な制御の実現に繋がる
ものであり、新たな視点での多次元ハイブリッド材料の開発につながるものと考えられる。

この論文で使われている画像

参考文献

[1] B. Lakshminarayana, · A. K. Manna, G. Satyanarayana, C. Subrahmanyam, Catal Lett. 2020, 150, 2309–

2321.

[2] W.-J. Ki, I. Y. Ahn, J. -H. Lee, S. H. Moon, Catal. Commun. 2012, 24, 52–56

[3] A. J. Hill, C. Y. Seo, X. Chen, A. Bhat, G. B. Fisher, A. Lenert and J. W. Schwank, ACS Catal. 2020, 10,

1731−1741.

[4] S. Xu, E. D. Walter, Z. Zhao, M. Y. Hu, X. Han, J. Z. Hu, and X. Bao, J. Phys. Chem. C 2015, 119,

21219−21226.

[5] 藤谷忠博、越後谷悦郎、日本化学会誌, 1991, 4, 261-268.

[6] 植松敬禧, 中村潤児, 内藤周弌, 三浦弘, 工藤昭彦,「応用科学シリーズ6 触媒化学」, 朝倉書店,

2013.

[7] M. Harada and Y. Inada, Langmuir 2009, 25(11), 6049–6061.

[8] J. T. Park, J. H. Koh, J. A. Seo, Y. S. Cho and J. H. Kim, Appl Sur Sci. 2011, 257, 8301–8306.

[9] R. J. Deeth, Faraday Discuss. 2003, 124, 379−391.

[10] J. Börgel, M. G. Campbell, and T. Ritter, J. Chem. Educ. 2016, 93, 118−121.

[11] N. Senda, 2008 http://winmostar.com/

[12] O. Bunau and Y. Joly, J. Phys. Condens. Matter. 2009, 21, 34.

[13] C. J. le Roux and R. J. Kriek, Hydrometallurgy 2019, 186, 21–29.

[14] A. Y. Nosaka, K. Ishikiriyama, M. Todoki and H. Tanzawa, J. Appl. Polym. Sci. 1990, 39, 2443–2452.

87

第 5 章 総括

第 1 節 総括

ポリマーブラシは、共有結合やイオン結合を介して基材表面に高分子鎖を密に固定化したもので

あり、その構造から発現する低摩擦特性や高反発特性、サイズ排除特性を利用した表面改質法とし

て利用されている。サイズ排除特性を利用すると、ブラシ間距離に応じたサイズのイオンを選択的

に取り込むことができる。そのため、基材に関わらずブラシ間距離を制御したブラシ修飾が実現し、

ブラシ間に存在するナノ空間を粒子凝集抑制のための鋳型として利用できれば、新たな高分散な金

属担持法として利用できる。そこで本論文では、高分子として PMMA を対象として、様々な機能

性無機材料表面へ形態を制御した PMMA ブラシを修飾する方法を確立するとともに、PMMA ブラ

シを金属還元析出の鋳型として利用した際のブラシ形態や基材との相互作用を検討した。

第 1 章では、ポリマーブラシの性質、利点と課題、および本研究の目的について論じた。

第 2 章では、TiO2、BaTiO3、ZnO および SiO2 を対象として、表面に PMMA ブラシを修飾する方

法を検討した。基材粒子が TiO2、BaTiO3、SiO2 では、シランカップリング剤を用いた重合開始剤が

導入できれば、SI-ATRP を適用した PMMA の重合により、基材上で仕込み分子量に応じた分子量を

有する PMMA ブラシを固定化することができた。一方、ZnO では、シランカップリング剤を用いた

重合開始剤の導入後、ZnO 粒子表面と銅触媒が相互作用し、SI-ATRP による重合反応が進行しない

ことが明らかとなった。圧電材料では外部刺激を与えることにより粒子表面で電子移動が生じ、重

合触媒を活性化し得ること(Mechano-ATRP)から、超音波照射下での SI-ATRP を試みたところ、

短鎖および長鎖ブラシで構成された Bimodal 構造を表面に形成した。これは、ZnO 表面への銅触媒

の吸着と Mechano-ATRP による活性化が協奏的に生じた後、ZnO 表面と重合開始点の距離が増大す

ることでブラシ層の最表面での SI-ATRP が有意に生じ始めたためと考えられる。これらのことから、

基材表面へ形態を制御した PMMA ブラシを修飾するためには、基材表面への重合開始材の固定化

が最も重要であるものの、その後の重合過程においては、使用する触媒と基材との相互作用が大き

く影響することが明らかとなった。

第 3 章では、PMMA ブラシ修飾を施した TiO2 および BaTiO3 を対象に、塩化パラジウム([PdCl4]2-)

を用いた UV 照射による粒子表面での光還元析出を検討した。両者ともに、UV 照射により粒子表

面に析出した Pd の平均粒子径は、ブラシ形態から算出したブラシが形成する空間に存在し得る粒

子径と同程度であることから、このことは、光還元反応によって Pd はブラシ内部で析出している

ことを示唆しており、基材上に形成した PMMA ブラシが Pd 粒子析出の鋳型として機能することが

明らかとなった。

Pd の還元挙動を XAFS 測定により追跡したところ、Pd イオンの還元反応が生じるためには、反応

系中に PMMA と基材粒子を共存させる必要があることがわかった。さらに、PMMA が基材粒子表

88

面でブラシ形態を形成しているか、あるいは物理的に吸着しているかで、還元挙動が大きく異なる

ことが明らかとなった。なお、XAFS スペクトルより求めた反応速度が TiO2 と BaTiO3 で異なってい

たことから、還元反応には表面電荷による金属種の吸着のしやすさなど基材の特性が影響すること

が示唆された。

第 4 章では、SiO2 を用いることで、PMMA から生じるラジカルの影響のみに着目した Pd の還元

析出を検討した。粒子上に形成した PMMA ブラシの鎖長およびグラフト密度によらず、析出した

粒子サイズとブラシに内包できる粒子サイズが良い一致を示したことから、Pd はブラシ内に析出し

ていると判断した。一方で、PMMA ブラシのグラフト密度が高い場合は、ブラシ内で析出した Pd

粒子がブラシの斥力によりブラシ外へ排出されることがわかった。

XAFS 測定による還元挙動を追跡したところ、粒子表面に形成した PMMA ブラシの形態に応じて

反応性が変化しており、ブラシ密度が希薄なほど反応が促進されることがわかった。また、反応開

始時の Pd 化学状態は、 [PdCl4]2-から大きく変化していることが明らかとなった。スペクトルシミュ

レーションの結果、反応開始時の Pd 錯体の形態は、 [PdCl4]2-とは異なり、trans-PdCl2(OH)2 の z 軸上

に水分子が配位した trans-PdCl2(OH)2・2H2O に近い構造へ変化していることが示唆された。水溶液

中の PdCl4 錯体は、pH に応じて Cl 基が OH 基に置換されることが報告されている。本研究では

PMMA ブラシに内包された Pd 錯体の置換基が OH に変化していたことから、ブラシ近傍あるいは

ブラシが作る空間内において pH が変化している可能性が考えられる。このことから、SiO2 基材上

に修飾した PMMA ブラシがつくる空間は、金属析出の鋳型として機能するだけでなく、空間の内

外、あるいは界面水の影響を受けることで pH 変化が生じる特異的な反応場として機能することを

示唆する。

本研究では、ポリマーブラシ鎖間をナノ粒子合成の鋳型として用いることを提案するとともに、

ポリマーブラシが創る微小な空間が金属イオンの配位環境に影響を与える特殊な反応場として機能

することを明らかにした。本研究で得た結果は、ポリマーブラシ修飾を様々な組成や機能性を有す

る金属酸化物表面へ展開するとともに、ポリマーブラシを用いた金属担持法を用いることで担持す

る金属粒子のサイズと量の自由な制御を実現しうるものであり、新たな視点での多次元ハイブリッ

ド材料の開発につながるものと考えられる。

89

第 2 節 今後の展望

本研究で得られた材料は金属酸化物表面に金属を担持しポリマーが修飾された三元ハイブリット

材料であり、本研究の成果はこのような多元ハイブリッド材料の設計指針になる(Fig. 5-1(a))。こ

れは貴金属担持金属酸化粒子の表面にポリマーブラシが修飾された触媒が作製できたと考えられる。

この触媒は、有機合成などにおいて、不均一触媒ではあるがポリマーブラシの有機溶媒への親和性

の高さから、均一触媒に近い状態で使用することができることが考えられる。また触媒の回収も遠

心分離や透析により容易であり、新しい観点での触媒開発に期待できる。また、ブラシが形成する

空間を反応場としても応用でき、ポリマーブラシ内部に入り込んだ化学種の反応性を変化させ、基

材粒子上の触媒と限定的に反応させることや、Fig. 5-1(b)に示したようにポリマーブラシに選択的な

イオンの取り込みの特性を利用した反応系の構築などが可能になると考えられる。

(a)

(b)

Fig. 5-1 (a) Examples of use as hybrid materials consisting of metal/polymer/oxide substrates and (b)

applications that cross the properties of the polymer (selective of incorporation ions) with the reactivity of the

substrate particles on which the particles are immobilized

90

謝辞

本論文を完成させるにあたり、多くの方々にご指導、ご協力を頂きました。 心より御礼申し上げ

ます。

本研究の遂行および本論文の作成に際しまして、九州大学大学院総合理工学研究院 教授 西堀麻

衣子先生に厚く御礼申し上げます。西堀先生には、指導教員として修士課程を含め 5 年間にわたり、

研究に関して、多くのご支援とご助言を頂きました。新型コロナウイルス感染症拡大や東北大学の

移転に伴い大変ご多忙の中、手厚いご指導いただけたこと心より感謝申し上げます。 本論文の審査

にあたり、九州大学大学院総合理工学研究院 教授 島ノ江憲剛先生、九州大学大学院総合理工学研

究院 准教授 中川剛志先生、九州大学先導物質化学研究所 准教授 宮脇仁先生には、大変お忙しい中、

有益なるご助言とご教示を賜りましたこと感謝申し上げます。島ノ江先生には、論文審査の主査を

務めていただくなど、大変お世話になりましたこと重ねて御礼申し上げます。

東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター 助教二宮翔先生には、西堀研の先

輩として在籍していた時から、研究に関する議論をさせていただきながら、多大なご支援をいただ

きました。心より感謝申し上げます。

SPring-8 での放射光実験では、高輝度光科学研究センター (JASRI)の加藤和男研究員には実

験の様々な場面で助けて頂き、有益なご助言を多く頂き実験を円滑に行なうことができました。心

より感謝申し上げます。また本研究は、一般課題(課題番号:2019A1407、2019B1612)として

実施しました。あいちシンクロトロン光センターでの実験では、神谷和孝博士に実験の様々な場面

で助けて頂き、解析においても多くのご助言を頂きました。心より感謝申し上げます。なお本研究

は、公共等利用課題(課題番号:202004023)として実施しました。また九州シンクロトロン光研

究センターでの実験では、河本 正秀 博士、瀬戸山 寛之 博士にご支援いただき実験を遂行すること

ができました。心より感謝申し上げます。

九州大学 ネガティブエミッションテクノロジー研究センター 教授 高原淳先生、大阪工業大学 工

学部 応用科学科 准教授 平井智康先生には、ポリマーブラシ修飾や有機合成に関して多くの助言を

頂き、また快くさまざまな装置を使用させていただきました。心より感謝申し上げます。

九州大学先導物質化学研究所 准教授 小椎尾謙先生には快く様々な実験装置を使用させていただ

きました。心より感謝申し上げます。九州大学先導物質化学研究所 濱田あゆみ様には、ポリマーブ

ラシの作製に関して多くの助言とご指導をいただくとともに物品購入や事務手続きなど、多くのご

支援を頂きました。心より感謝申し上げます。

九州大学大学院総合理工学研究院教授 中島英治先生には九州大学においてのメンターとなってい

ただき、学生生活の面で様々なご支援をいただきました。また、同研究室秘書の石川亜子様、森田彩

子様には、物品購入や事務手続きなど多くのご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。

九州大学筑紫地区中央分析センター 准教授 稲田幹先生には、中央分析センターの装置をお借り

する際に、測定の相談などをさせていただき、有益なご助言をいただきました。心より感謝申し上

げます。

九州大学大学院総合理工学研究院 准教授 渡邉賢先生、助教 末松昂一先生には、修士課程のとき

から研究に関する相談に乗っていただくこともあり、大変お世話になりました。また快く様々な実

験装置を使用させていただきました。心より感謝申し上げます。

東北大学 多元物質研究所 教授 村松淳司先生、教授 蟹江澄志先生、講師 松原正樹先生、助教 大

須賀遼太先生には、西堀研の東北大学への移転に伴い、研究に関して様々な議論をさせていただく

とともに、東北大学の学生との交流の機会を積極的に設けていただきました。心より御礼申し上げ

ます。

博士課程を乗り切るにあたり、九州大学および東北大学西堀研究室の学生の皆様のおかげで楽し

く生活することができました。皆様に深く感謝いたします。特に、二宮翔先生を初め、入学時から

多くの議論を交わしていただいた金子智也先輩(現 AGC)

、現博士課程 1 年の板本航輝君、高分子

班の松尾栄実さん(現 TOTO)、片山章太郎君には様々な面で支えていただきました。 最後に、長

い学生生活を支えてくれた、両親と兄弟に深く感謝します。

...

参考文献をもっと見る

全国の大学の
卒論・修論・学位論文

一発検索!

この論文の関連論文を見る