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大学・研究所にある論文を検索できる 「新マンモグラフィ装置における画質と被ばく線量評価:旧装置との比較 (第122回成医会葛飾支部例会)」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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書き出し

新マンモグラフィ装置における画質と被ばく線量評価:旧装置との比較 (第122回成医会葛飾支部例会)

若松, 桃子 秋元, 亜璃沙 越智, 美紀 平野, 恵美 鈴木, 宏明 櫻井, 智生 東京慈恵会医科大学

2021.05.15

概要

東京慈恵会医科大学

【記 事】

第 122 回成医会

飾支部例会

日 時:2019 年 12 月 14 日
会 場:東京慈恵会医科大学 飾医療センター
    5階 講堂

【特別講演】

伝子治療が実施される段階になった.

難治性遺伝性網膜疾患の治療に向けた遺伝子解析

ビタミン A 代謝を司る視サイクルで,活性型ビ
タミン A である 11-cis retinal が産生されないこと

研究
東京慈恵会医科大学

飾医療センター眼科

で,難治性遺伝性網膜疾患が引き起こされる.代

林  孝彰

表疾患として,11-cis retinol から 11-cis retinal に



難治性遺伝性網膜疾患は,治療法の開発が急務

変換する酵素をコードする RDH5 遺伝子異常によ

でありながら,決定的な治療法が確立していない

り,
白点状眼底が引き起こされる.白点状眼底は,

重要疾患で,その大半を占める網膜色素変性や黄

これまで停在性夜盲に分類され進行性はしないと

斑(錐体)ジストロフィは難病認定されている.

されてきたが,私たちは晩期に錐体機能異常,黄

難治性遺伝性網膜疾患の遺伝子型と表現型の関連

斑部異常が検出されるケースが少なくないことを

性を研究テーマとして,2001 年から研究を開始

明らかにした.

し,これまで網膜色素変性を含め様々な疾患で,

本講演では,間もなく本邦でも遺伝子治療が開

新規遺伝子変異を特定し,欧米とはその原因が異

始される可能性が高い,コロイデレミア及び X 連

なることを明らかにしてきた.現在,葛飾医療セ

鎖網膜色素変性の臨床的特徴および遺伝子解析結

ンターと東京慈恵会医科大学附属病院での専門外

果について紹介したい.また,白点状眼底の多数

来で多数の難治性遺伝性網膜疾患の患者さんを診

例の解析で導き出された臨床像の特徴と治療に向

療し,関東圏はもちろん関東外からも多数の患者

けた戦略,その実際について講演したい.

さんが通院している.遺伝子変異を特定する解析
方法も進歩・発展し,一つの遺伝子のエクソン領
域の塩基配列を決定する Sanger 法から現在は,次

1.ステロイド精神病に対する対応について
東京慈恵会医科大学


世代シークエンサを用いた全エクソーム解析が主
流となり,私たちのグループもほとんどの症例で,
現在,全エクソーム解析によって疾患原因・変異
を特定する研究を行っている.疾患原因を特定し
ても治療法に結びつかない現状が長く続いたが,
2008 年,世界で最初に RPE65 遺伝子変異よる先
天黒内障に対して,アデノウィルス随伴ベクター

飾医療センター精神神経科

醍醐龍之介・鈴木 貴子
中村 咲美・石井 洵平
山寺  亘・伊藤  洋

目的:ステロイド精神病に対し,典型的な経過
を辿らない症例を経験したので報告する.
症例:60 歳代男性
主訴:不眠,興奮,多弁,混乱

(AAV)を用いた遺伝子治療が欧米で実施された

現病歴:X 年 3 月 6 日,リウマチ性多発筋痛症

(N Engl J Med, 2008).その後,多数例で AAV を

に対して,プレドニゾロン 40 mg を開始した.そ

用いた臨床研究が実施され,AAV の安全性が確

の後,プレドニゾロン減量中にも関わらず不眠や

認された.RPE65 遺伝子に続き,コロイデレミア

高価な買い物をするなど軽躁状態を認めたため,

の原因遺伝子である CHM や X 連鎖網膜色素変性

同年 5 月 20 日に東京慈恵会医科大学葛飾医療セン

の原因遺伝子である RPGR に対する遺伝子治療の

ター精神神経科受診した.

臨床治験も欧米で実施され,日本でもいよいよ遺

生活歴:同胞 2 名中第 1 子として出生.成長発

電子署名者 : 東京慈恵会医科大学
DN : cn=東京慈恵会医科大学, o, ou, email=libedit@jikei.ac.jp, c=JP
日付 : 2021.10.22 10:05:05 +09'00'

50

達に異常なし.最終学歴は大学中退.中退後,生

を介在させることを STAIR RECOMMENDATION

協で事務仕事を行う.現在,妻と二人暮らし.

では推奨されている.そのため我々はイヌの脳梗

既往歴:リウマチ性多発筋痛症,2 型糖尿病

塞モデルを作成し,これに対して同様の実験を行

内服薬:プレドニゾロン 25 mg,ミチグリニド

うことでその有効性を確かめているのでこれも併

カルシウム水和物 10 mg

せて報告する.

経過:初診時,リスペリドン 1 mg 内服するよ

さらに,その効果を担う物質の一つにエクソ

う指示し,外来通院継続予定であったが,拒薬あ

ソームが挙げられる.エクソソームは各種細胞か

り混乱状態となり翌日救急受診した.病識は欠如

ら分泌される直径 40-200 nm ほどの脂質二重膜小

しており,混乱状態であったため同年 5 月 23 日か

胞で,mRNA や miRNA,蛋白質などを含有して

ら 6 月 18 日まで他院精神科に医療保護入院した.

いる.エクソソームによる脳梗塞治療も多く発表

退院後,躁状態は改善し外来通院継続中である.

されているが,その最大耐量は明らかになってい

考察:ステロイド精神病とは,ステロイド内服

ない.今回我々はラット脳梗塞モデルに対する

中またはその後に精神症状をきたす疾患である.

MSC 由来エクソソーム動注療法における最大耐

基本的には,ステロイド内服用量依存性に精神症

量を調べ,その効果を検討した.

状の発生率は高まり,特にプレドニゾロン 40 mg
を超えると発症率が高まると言われている.本症

3.観 血 手 術 を 行 っ た 脛 骨 近 位 端 骨 端 線 離 開

例では,減量中かつプレドニゾロン 25 mg と少量

Watson-Jones 分類Ⅲ型の 1 例

を内服していたにも関わらず躁状態を認め,精神

東京慈恵会医科大学

科病棟への入院加療を必要とした.ステロイド減
薬中も慎重に精神状態の評価が必要である.
なお,
発表にあたって,守秘義務の順守と匿名性の保持
に十分配慮した.



飾医療センター整形外科

宮坂 玄樹・窪田  誠
井上  雄・嶺  崇文
山下 隆之・久津名彩子
原 慧一郎      

症例は 15 歳男子,ハードルを跳ぶ際に足がか
2.脳梗塞モデルに対する幹細胞治療∼動物実験

かり転倒して受傷した.単純 X 線および CT にて
脛骨近位骨端線離開 Watson-Jones 分類Ⅲ型と診断

から臨床へ∼
東京慈恵会医科大学

飾医療センター脳神経外科

渡邊 充祥・Khan Aisha
Hare Joshua M.・Perez-Pinzon Miguel
Raval Ami P.・Yavagal Dileep R. ...

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