リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

大学・研究所にある論文を検索できる 「チェーンソーによる安全な伐木作業のための技能習得に関する研究」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

コピーが完了しました

URLをコピーしました

論文の公開元へ論文の公開元へ
書き出し

チェーンソーによる安全な伐木作業のための技能習得に関する研究

飛田, 京子 東京大学 DOI:10.15083/0002002279

2021.10.13

概要

日本の森林の多くが急峻な地形に立地するため,伐木作業については機械化が進まず,ほとんどの伐木作業はチェーンソーを使用して行われている。そのため,林業の死亡災害の多くは伐木作業中に発生しており,作業全体のうちチェーンソーによる伐木作業中の死亡災害の発生率は,平成12年から29年までの間で,最も多い年で70%,最も少ない年でも41%である。また,チェーンソーを使用する作業では,技能の指導が定量的な評価に基づいて行われておらず,未だ指導の効果を検証できるような指導方法の確立には至っていない。チェーンソーによる伐木作業の労働災害防止対策に関する既往の研究を纏めると,災害の分析は十分になされ,発生の傾向とそれを防止するために求められる対策については明らかになっている。しかし,それを作業現場へ効果的に取り入れる方法や,取り入れた場合の効果についての研究は十分でない。これは,教育に関しても同様で,教育が労働災害防止対策においてどのような位置づけであるか,またどのような影響を及ぼしているのかが明確になっておらず,教育を行った場合の効果と課題の内容についての情報が不十分である。特に,林業技術者の育成機関である林業大学校の開校が相次ぐ中,林業の労働災害防止対策において最も重視するべき作業であるチェーンソーによる伐木作業を,安全に行うために必要な受口と追口切りの効果的な技能教育については,技能の習得状況の評価およびトレーニング方法の検討と評価が急務であると考える。

 本研究は以上の状況を踏まえ,チェーンソーによる伐木作業を安全に行うために重要な受口と追口切りの作成技能の習得が労働災害の防止に与える影響を明らかにすることを目的に国内の災害事例分析をおこない,さらにこれらの作成技能の習得状況の評価およびトレーニング方法を検討し,それらの効果と課題を明らかにすることで,林業の労働災害防止に資することを目的とするものである。

 まず第1章では,チェーンソーによる伐木作業の労働災害防止対策に関する既往の研究を,労働安全,労働衛生および技能教育に分類し概観した。これらを,当該作業以外の労働科学の分野における既往の研究およびその成果と照らし合わせ,チェーンソーによる伐木作業の労働災害を減らすために取り組むべき課題を整理することで,本研究の位置付けを明確にした。

 第2章では,教育プログラムが事故防止にどの程度影響を及ぼすかを評価するための基礎的研究として,チェーンソーによる伐木作業中に発生した死亡災害の傾向を確認するとともに,発生要因を抽出し,伐木作業を安全に行うために重要な,受口と追口切りの作成技能の習得が労働災害の防止に与える影響を明らかにした。分析対象となるデータから15種類,合計830の死亡災害の発生要因が抽出された。受口と追口切りの作成技能に関係する要因が含まれる死亡災害は全体の63%を占めていた。これらの要因のみで構成される死亡災害は全体の1%であるものの,受口と追口切りの作成技能に関係する要因は,死亡災害の起因物となる立木の挙動と関係しており,これらの要因の発生を防ぐことは,その要因が含まれる死亡災害の防止と深く関係していると考える。よって,受口と追口切りの作成技能の習得は,チェーンソーによる伐木作業中に発生した死亡災害の防止に深く関係しており,これらの技能の教育は労働災害の防止に与える影響は大きいことが示された。

 第3章では,チェーンソーによる伐木作業を安全に行うためには技能等の習得状況の適切な評価が必要であると考え,「評価項目の設定」と「評価の客観化」の二つの課題に着目し,求められる評価項目とその方法について提案した。さらに,ここで提案した内容を基に,技能を定量的に評価することで,受口と追口切りの作成技能にどのような影響が表れるかを確認し,チェーンソーによる伐木作業の教育への適用に関する効果と課題を明らかにした。チェーンソーによる伐木作業の教育には,受口と追口切りの作成技能,チェーンソーの基本操作,保護具の着用や作業の安全性を定量的に評価することが望ましい。チェーンソーの操作技能の競技会である世界伐木チャンピオンシップ(WLC)の伐倒競技における技能評価項目とその方法は,これらの条件を満たしており,チェーンソーによる伐木作業の教育において利用することが可能であると考え,教育への活用を提案した。また,定量的な技能評価により効果的に技能教育を行うためには,作業の感覚と結果を一致させることができるような評価方法の検討が必要であること,技能を結果だけでなく作業を構成する技術項目をそれぞれ評価することで,教育を受ける生徒の技能の得手不得手が分かり,効果的な指導を行うことが可能になると考えられた。

 第4章では,第3章で提案した項目のうち,倒伏過程の樹木を支え,狙いどおりの方向に倒すための蝶つがいの役割を果たすツルの幅と高さおよび伐倒方向を定める技能が,安全に伐倒を行うために特に重要であると考え調査の対象とし,受口と追口切りの作成技能を習得することを目的とした模擬資材を使用したトレーニングの効果と課題の検証を行った。まず、従来の研修で多く採用されている立木を使用したトレーニングと比較して,模擬資材を使用したトレーニングの効果と課題の検証を行った。さらに,被験者ごとの技能差の影響をなくした条件下で,模擬資材を使用したトレーニングの効果と課題の検証を行った。どちらの調査でも,教育対象の技能レベルの差を減らし全体の技能レベルを底上げするという点において,模擬資材を使用したトレーニングは伐倒方向を定める技能の教育に有用であると推察する結果が得られたが,ツルの作成技能については同様の結果が得られなかった。伐倒方向を定める技能の教育に有用であるという結果が得られた要因として,模擬資材を使用したトレーニングは,従来の研修で行われている立木を使用したトレーニングと比較して,研修時間内に対象となる鋸断作業を多く行うことができることが挙げられる。繰り返し鋸断作業ができることで,鋸断の成果を定量的に評価しながらトレーニングを行うことの効果が表れたと推察された。そのため,限られた時間内で鋸断作業を多く行うことができることは,模擬資材を使用したトレーニングの利点の一つであると考える。また,ツルの作成技能について同様の結果が得られなかった要因として,伐倒方向を定める作業で使用するガンマークのような作業の結果と作業中の感覚を明確に結びつけるツールがツルの作成作業に用いられていないことが挙げられる。このようなツールがないことで,作業の結果と作業中の感覚を明確に結びつけづらく精度が上がらなかったと推察される。ツルの作成技能については,技能の習得を目的としたツールの検討と,それを用いてトレーニングを行うことで,技能の向上に効果があるか検証の必要があると考える。

 以上の結果を踏まえ第5章では,林業の労働災害防止を考えるうえで重要なチェーンソーによる伐木作業を安全に行うために明らかにするべき課題に対して,本研究で得られた結果を述べた。受口と追口切りの作成技能の習得は,チェーンソーによる伐木作業中に発生した死亡災害の防止に深く関係しており,これらの技能の教育は労働災害の防止に与える影響は大きい。チェーンソーによる伐木作業の教育には,受口と追口切りの作成技能,チェーンソーの基本操作,保護具の着用や作業の安全性を定量的に評価することが望ましく,チェーンソーの操作技能の競技会である世界伐木チャンピオンシップ(WLC)の伐倒競技における技能評価項目とその方法は,これらの条件を満たしており,チェーンソーによる伐木作業の教育において利用することが可能である。また,技能を結果だけでなく作業を構成する技術項目をそれぞれ評価することで,教育を受ける生徒の技能の得手不得手が分かり,効果的な指導を行うことが可能になる。教育対象の技能レベルの差を減らし全体の技能レベルを底上げするという点において,模擬資材を使用したトレーニングは伐倒方向を定める技能の教育に有用であることが示された。伐木作業中に発生した死亡災害発生要因の上位を占める,“かかり木”や“伐倒方向が変化”など,適切な位置に伐倒する技能が関わる要因が多いことが分かっている。また,人工林の大径木化が進む中,伐木作業を安全に行う上で伐倒方向を定める技能の習得は更に重要になると考える。そのため、模擬資材を使用したトレーニングは伐倒方向を定める技能の教育に有用であると推察する結果が得られたことは、チェーンソーによる伐木作業の安全性の向上に繋がると期待される。

 本研究は,以上の結論をもって,チェーンソーによる伐木作業を安全に行うために重要な受口と追口切りの作成技能における効果と課題を明らかにすることで,林業の労働災害防止に資するものであると考える。

この論文で使われている画像

参考文献

(1) 秋月千典大橋ゆかり(2017).理学療法学科学生を対象とした心肺蘇生技能の定量的評価.目白大学健康科学研究10,33-40

(2) 古川邦明(1997).地域に適合した林業機械作業システム研究(1)高性能林業機械の訓練システムとその効果に関する調査.岐阜県林業センター研究報告,26号:7-20

(3) S Gandaseca. and T Yoshimura(2001) Occupational Safety, Health and Living Conditions of Forestry Workers in Indonesia.J.For.Res.6:281-285

(4) ハスクバーナ(2012)チェンソー作業マニュアル安全で効率的なチェンソー使用のための基本マニュアル-パート1(日本語訳版).ハスクバーナ.Sweden.66pp

(5) 今冨裕樹櫻井倫(2003).安全な伐木作業のために-インシデント調査による災害防止のための人的要因分析-.機械化林業No.594:8~11

(6) 今冨裕樹(2004).林業労働者の安全意識に関する分析.森利学誌,18(4):235~238

(7) 今冨裕樹(2013).林業事業体の安全意識・行動,組織風土の解明とそれらが安全レベルに及ぼす影響.森利学誌,28(4):245~254

(8) Internationalassociationloggingchampionships(2018)Internationalassociationloggingchampionships statues.オンライン,(http://www.ialc.ch/Englisch/About-us/statues/).2018年9月20日参照

(9) Internationalassociationloggingchampionships(2018)InternationalassociationloggingchampionshipsSetofRulesWORLDLOGGINGCHAMPIONSHIPS.42pp.オンライン,(http://www.ialc.ch/Englisch/Basics/Regulation/).2018年9月20日参照

(10) イタルダ(2011)イタルダ・インフォメーションNo.33.オンライン,(https://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info33.pdf).2018年9月20日参照

(11) 市川淳三輪和久寺井仁(2016).身体スキル習得過程における個人特有の運動に関する検討.認知科学23(4),337-354

(12) 岩川治(1975).可搬式機械の運搬作業が生理的負担に与える影響について.日林誌57(1):6~11

(13) 岩川治古川士郎近藤恵市(1994).林業労働災害と労働安全に関する研究(VII)-静岡県の民有林における労働災害の発生要因の分析-.静岡大学農学部研究報告,43:9~17

(14) 鹿島潤都築伸行鹿又秀聡興梠克久(2014).チェーンソー用防護服の使用と管理の実態.森利学誌,29(2):119~126

(15) 河原大陸浦辺幸夫前田慶明笹代純平藤井絵里森山信彰山本圭彦岩田昌(2015).チェンソーを用いる伐倒作業姿勢の違いが体幹筋群の筋活動量に与える影響.産衛誌57(4),111-116

(16) 河原大陸浦辺幸夫(2016).傾斜角度の相違がチェンソー保持中の体幹筋群の筋活動量にあたえる影響.日本職業・災害医学会会誌,64(1),34-38,2016-01

(17) 川﨑章惠(2017).「緑の雇用」研修生からみる研修の評価:フォレストワーカー対象アンケート調査結果をもとに.森利学誌,32(1),5-14

(18) 木幡靖夫由田茂一(1997).機械操作の習熟度と生産性-プロセッサ使用初期を対象とした事例分析-.日林北支論45,Feb:149~151

(19) 興梠克久・田村早苗・中川秀一佐々木太郎(2006).「緑の雇用担い手育成対策事業」の効果に関する研究-「緑の研修生」アンケートの結果をもとに-.林業経済59(7):1~15

(20) 興梠克久(2015).「緑の雇用」のすべて.日本林業調査会,307pp,東京

(21) 厚生労働省(2018)職場のあんぜんサイト労働災害統計千人率.オンライン,(http://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/tok/anst00.htm).2018年9月20日参照

(22) 厚生労働省(2011)労働災害防止のために.オンライン,(https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/110222-1_001.pdf).2018年6月21日参照

(23) 厚生労働省(2017).死亡災害データベース.オンライン.(http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SIB_FND.aspx).2017年1月15日参照

(24) OLindroos,TGullbergandTNordfjell(2007)TorquesfromManualToolsforDirectionalTreeFelling.InternationalJournalofForestEngineering,18:2,40-51

(25) 松隈茂(2011).労働安全衛生法体系による労働災害防止対策と林業の課題.森利学誌,26(1):7~14

(26) 松本武・古川邦明(2017).岐阜県中濃地域の森林組合従業員における森林・林業専門教育機関出身者数(特集「技術の評価・体系化・展開」).森利学誌,32(1):37~41

(27) METSÄTEHO(1991)METSURIN puutavaranhakkuun työ-ja suunnitteluopas. METSÄTEHO.Finland.112pp

(28) 三浦崇高橋明子(2014).労働災害発生件数の被災者年齢分布-労働災害(死傷)データベースに基づく分析-.「労働安全衛生研究」,Vol.7,No2,pp.77-83

(29) 三浦崇高橋明子(2017).労働災害発生率と年齢との関係.「労働安全衛生研究」,Vol.10,No.1,pp.33-43

(30) 本村猛能内桶誠二(2000).情報教育の教授-学習システムに関する客観的評価.川村学園女了大学研究紀要11,69-82

(31) 師岡孝次(1969).習熟性工学—動的評価と計画の技術—.200pp,建帛社,東京

(32) 農林水産省(2017).統計情報(林業).オンライン.(http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/kensaku/bunya5.html).2017年1月15日参照

(33) 沼田邦彦(1994).京都府における民有林の林業労働災害に関する分析(I)-森林作業の現状と作業内容・事故の型から見た労働災害-.京大演報,66:106~118

(34) 沼田邦彦(1995).京都府における民有林の林業労働災害に関する分析(II)-年齢から見た労働災害-.京大演報,67:113~123

(35) 大島祥央浦辺幸夫前田慶明河原大陸(2016).チェンソーによる手腕振動が即時的な立位バランス能力に及ぼす影響.理学療法科学31(2),199-202

(36) 林業・木材製造業労働災害防止協会(2015).安衛則第36条第8号に掲げる業務特別教育用テキスト伐木造材作業者用チェーンソー作業の安全ナビ.林業・木材製造業労働災害防止協会,225pp,東京

(37) 林業・木材製造業労働災害防止協会(2017).林業労働災害(死亡災害)速報一覧.オンライン.(http://www.rinsaibou.or.jp/cont03/03_frm.html).2017年1月15日参照

(38) 林業・木材製造業労働災害防止協会(2018)林業における作業別,死亡災害発生状況(平成27年~29年).オンライン,(http://www.rinsaibou.or.jp/cont03/items04/pdf/29/13rin03.pdf).2018年9月20日参照

(39) 林野庁(2010)平成22年度森林・林業白書.198pp,農林統計協会,東京

(40) 林野庁(2017).平成29年度森林・林業白書.林野庁,314pp,東京

(41) 林野庁(2018)林野庁ウェブサイト高性能林業機械の稼働状況(平成28年度).オンライン,(http://www.rinya.maff.go.jp/j/kaihatu/kikai/attach/pdf/daisuu-16.pdf).2018年9月20日参照

(42) 林野庁(2018)林野庁ウェブサイト高性能林業機械の保有状況(平成28年度).オンライン,(http://www.rinya.maff.go.jp/j/kaihatu/kikai/daisuu.html).2018年9月20日参照

(43) 林野庁林政部経営課林業労働対策室(2018).「緑の雇用」現場技能者育成推進事業実施要領.33pp,林野庁(Webサイトhttp://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/koyou/pdf/4_youryou.pdf).2018年9月25日参照,東京

(44) 林業機械化協会(1958).林業機械化情報50号.35-45pp.林業機械化協会.東京.

(45) 林業機械化協会(1960).林業機械化情報77号.11-25pp.林業機械化協会.東京.

(46) 林業機械化協会(1960).林業機械化情報78号.90pp.林業機械化協会.東京.

(47) 林業機械化協会(1961).林業機械化情報88号.51-59pp.林業機械化協会.東京.

(48) 林業機械化協会(1962).機械化林業99号.108-127pp.林業機械化協会.東京.

(49) 林業機械化協会(1962).機械化林業103号.104-111pp.林業機械化協会.東京.

(50) 林業機械化協会(1963).機械化林業110号.107pp.林業機械化協会.東京.

(51) 林業機械化協会(1964).機械化林業124号.62-70pp.林業機械化協会.東京.

(52) 林業機械化協会(1970).機械化林業197号.44-49pp.林業機械化協会.東京.

(53) W Robb and J Cocking (2014) Review of European chainsaw fatalities accidents and trends. Arboricultural Journal: The International Journal of Urban Forestry,36:2, 103-126

(54) R. L. Rodriguez-Acosta, D. P. Loomis (1997) Fatal Occupational Injuries in the Forestry and Logging Industry in North Carolina 1977 1991. International Journal of Occupational and Environmental Health, 3:4, 259-265

(55) SäkerSkog(2018)SäkerSkogWebsite.オンライン,(http://sakerskog.se/).2018年11月8日参照

(56) 振動障害等の防止に係る作業管理のあり方検討会(2007)振動障害等の防止に係る作業管理のあり方検討会報告書.28pp,厚生労働省(Webサイトhttps://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/03/dl/s0301-1a.pdf).2018年9月25日参照,東京

(57) 谷口義昭櫻田航介吉田誠(1997).げんのうによる釘打ちに関する研究.教育実践研究指導センター研究紀要6,59-67

(58) 谷口義昭櫻田航介(2004).げんのうによる釘打ち技能の習得を支援する教具と学習評価.教育実践研究指導センター研究紀要13,71-76

(59) 谷口義昭和田考起山尾文夫(2002).きりによる穴あけ技能の習得を目指した教材・教具について.教育実践研究指導センター研究紀要11,139-146

(60) 立川史郎大里正一(1990).林業労働における作業姿勢の評価方法について(1).岩手大学農学部演習林報告(21),p55-64,1990-03

(61) 立川史郎大里正一(1990).林業労働における作業姿勢の評価方法について(2).岩手大学農学部演習林報告(21),p65-74,1990-03

(62) The National Board of Forestry, Sweden (1983).The Chainsaw –Use and Maintenance. The National Board of Forestry, Sweden.65pp

(63) 鳥取県オーストリア林業視察・調査団(2016).鳥取県オーストリア視察・調査報告書-林業成長産業化への鍵を探る―.77pp.オンライン,(http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1017684/ostriahokokusyo.pdf)2018年5月3日参照.

(64) 豊川勝生(2002).伐倒作業の死亡災害分析.農作業研究37(2):51~60

(65) 豊川勝生鹿島潤(2000).アンケートによる伐倒作業技術に関する調査.森利学誌,15(3):225~232

(66) 豊川勝生(1998).チェーンソー作業者の作業負担に関する一考察.農作業研究34(1):13~22

(67) Työtehoseura ry(1989)METSÄNOMISTAJAN PUUNKORJUU.Työtehoseura ry.Finland. 125pp

(68) 上村巧松隈茂福田章史(2007).伐木作業者の使用する道具とその質量について.森利学誌,21(4):275~278

(69) 上村巧(2015).伐木技術の変遷と課題.森利学誌,30(1):5~10

(70) 上村巧岡安崇史井上英二加利屋義広岡勝鹿島潤(2010).受口の不均一やツル幅の不均一が伐倒方向と作業の安全性に及ぼす影響.森利学誌,25(4):207~214

(71) 山口浩和岡勝鹿島潤毛綱昌弘陣川雅樹加利屋義広(2016).林業機械作業への習熟モデルの適用と技術習得プロセスの分析.森利学誌,31(4):155~162

(72) 山口浩和上村巧毛綱昌弘加利屋義広(2016).オペレータの習熟度に応じた荷役作業における効果的な荷つかみ本数について.森利学誌,31(4):163~169

(73) 山本孝森健一(2002).認知科学手法による熟練技能伝承方策に関する研究.日本経営工学会論文誌53(2),161-169

(74) 柳沢素夫(1974).チェーンソー作業の作業員に与える生理的負担.日林誌56(6):223~227

(75) 全国林業改良普及協会(2017).林業現場人道具と技Vol.16 安全・正確の追及-欧州型チェーンソー伐木教育法.全国改良普及協会,114pp,東京

(76) 森林組合連合会(2013).平成24年度「緑の雇用」現場技能者育成対策事業集合研修委員会最終取りまとめ報告書.森林組合連合会林業,239pp,東京

参考文献をもっと見る

全国の大学の
卒論・修論・学位論文

一発検索!

この論文の関連論文を見る