リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

大学・研究所にある論文を検索できる 「大脳新皮質ニューロンの分化過程におけるクロマチン凝集状態の解析」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

コピーが完了しました

URLをコピーしました

論文の公開元へ論文の公開元へ
書き出し

大脳新皮質ニューロンの分化過程におけるクロマチン凝集状態の解析

坂井, 星辰 東京大学 DOI:10.15083/0002007116

2023.03.24

概要

審 査 の 結 果 の 要 旨

氏 名

坂井 星辰

本論文では、大脳新皮質ニューロンの分化過程における性質変化を引き起こすメカニズムにつ
いて解析するため、特定の層のニューロンへと分化するニューロンを標識する実験系を用いて、
分化過程におけるクロマチン凝集状態の変化に注目した。その結果、大脳新皮質下層ニューロン
の分化過程において、神経系前駆細胞の段階で”bivalent”なヒストン修飾が導入されていた領
域のクロマチンが特に脱凝集していることを発見した。さらに、分化過程に転写抑制因子である
Dmrt ファミリー遺伝子の発現が減少することがトリガーとなることでニューロン分化関連遺伝
子の発現を誘導するという新たなモデルを提唱しており、ニューロンの生体内での分化・成熟機
構の解明において重要な研究であると思われる。
また、口頭試問において、論文内容と関連分野について議論を行った結果、博士号を授与する
に十分な資質と見識を備えていると判断した。
よって本論文は博士( 薬科学 )の学位請求論文として合格と認められる。

この論文で使われている画像

全国の大学の
卒論・修論・学位論文

一発検索!

この論文の関連論文を見る