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大学・研究所にある論文を検索できる 「電子カルテデータを用いた看護記録量的監査の自動化」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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電子カルテデータを用いた看護記録量的監査の自動化

中谷, 安寿 大阪大学 DOI:10.18910/78983

2021.03.31

概要

【目的】電子カルテに蓄積されるデータを用いた看護記録量的監査の自動化を図る。

【方法】当院の量的監査表60項目からデータで抽出可能な項目を選択し、項目毎に抽出患者韮準を作成した。選択項目と抽出患者韮準に関する意見を各部署から収集し、プログラムを設定した。抽出したデータで自部署の記録状況が把握できるかを確認した。

【結果】看護過程に関する項目など27項目の抽出が可能であった。各項目の抽出患者韮準を作成した結果、日々の看護診断の立案や記録の在り方の見直しにも繋がった。病院情報システム内に、日(部署別、患者別)・週・月(部署別)毎の監査結果が自動転送される設定をした。データを確認し、転棟前の記録を監査対象から除くなど、自部署の記録状況をより把握できるようにデータの精度を向上させた。

【考察】日毎のデータにより、患者別の監査結果が把握でき、週・月毎のデータにより、部署別の監査結果の傾向や推移を把握できるようになったことで、監査の自動化が図られた。

参考文献

I) 公益社団法人日本看護協会 (2018): 看護 記録に関する指針, 2-4. https://www.nurse.or.jp/home/publication/ pdf/guideline/n ursing_record. pdf 検索日: 2020年 9月 28日)

2) 村田泰三 (2019): DWHの利用実績からみる 電子カルテデータニ次利用状況の変化,医療 情報学, 39, 475-479.

3) 山田ひとみ (2017): 電子カルテの質向上のた めの診療録監査支援システムの試験的構築, 日本 M テクノロジ一学会誌 28, 3-13.

4) 一般社団法人日本病院会日本診療情報管理 学会 (2012): 診療情報管理士業務指針, 10. http://www.jhim.jp/pdf/20120306_shishin. pdf (検索 S:2020年 9月 28日)

5) 村田泰三 (2013): ユーザの検索要求からみえ るデータウェアハウスの活用の現状,医療情 報学, 33, 404-407.

6) 久保亜沙美 (2012): 看護記録監査への取り組 みと今後の課題,市立三沢病院医誌, 19(1), 25-27.

7) 東富佐乃 (2005): 看護記録監査を基にした記 録改善への取り組み,金沢大学看護研究発表 論文収録, 37, 137-140.

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