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大学・研究所にある論文を検索できる 「茨城県神栖市波崎海岸におけるキタオットセイの漂着」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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茨城県神栖市波崎海岸におけるキタオットセイの漂着

板倉 来衣人 平山 瑛一 帯広畜産大学

2022.09.26

概要

キタオットセイCallorhinus ursinusは,鰭脚下目アシカ科に属する海生哺乳類で,太平洋北部に分布する.日本近海には冬季から春季に現れ,銚子沖まで回遊することが知られており(小宮2003),日本沿岸では北日本を中心に生体あるいは死体の漂着が報告されている(堀本ら2012;清田・馬場1999).しかし,オットセイの漂着事例を報告した文献は少なく,特に近年ではマスメディアによってわずかに取り扱われる程度であり(毎日新聞2017),詳細な知見の集積が求められる.我々の知るところでは,2000年以降,茨城県で4例の報告がされている(竹内ら2015;吉田・国府田2001).ここでは茨城県神栖市の海岸に漂着したキタオットセイの1例について報告する.

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参考文献

阿部 永.2007.[増補版]日本産哺乳類頭骨図説.290pp.,北海道大学出版,北海道.

堀本高矩・三谷曜子・小林由美・服部 薫・桜井泰憲.2012.2009年冬-春季の渡瀬半島西部から津軽海峡におけるキタオットセイ Callorhinusursinusの来遊状況.日本水産学会誌 72(2):256-258.

池田雅実・桑原和之.2013.コクガン Brantaberniclaの鹿島灘への漂着記録.我孫子市鳥の博物館調査研究報告 19(5):1-4.

加藤秀弘・中村 玄・服部 薫.2016.鯨類海産哺乳類学[第三版].148pp.,株式会社生物研究社,東京都.

気象庁ホームページ.(https://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html.2018年12月12日閲覧)

清田雅史・馬場徳寿.1999.日本沿岸におけるキタオットセイを中心とした鰭脚類の漂着・混獲記録,1977-1998年.遠洋水産研究所研究報告 36:9-16.

小宮輝之.2003.フィールド図鑑12日本の哺乳類.256pp.,株式会社学習研究社,東京都.

Kubota,K.andKomuro,H.1961.TheCalcificationofTeethoftheFurSeals(Roentgenographicexamination).OkajimasFoliaAnatomicaJaponica 37(5):389-419.

毎日新聞.2017.オットセイ新潟市北区の海岸に漂着 ケガ?海戻れず.(https://mainichi.jp/articles/20170522/k00/00e/040/181000c.2018年11月29日閲覧)

盛口 満.2011.幼稚園を拠点とした自然教育の試み.沖縄大学人文学部紀要 13:83-87.

竹内正彦・藤本竜輔・森島和也・安井さち子・山崎晃司.2015.茨城県産野生哺乳類目録.茨城県自然博物館研究報告 18:71-82.

吉田征紀・国府田良樹.2001.茨城県に漂着した海生動物-とくに鯨類資料-.茨城県自然博物館研究報告 4:109-116.

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