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大学・研究所にある論文を検索できる 「高度救命救急センターでのオンライン面会の取り組みと課題COVID-19流行による面会制限を受けて」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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書き出し

高度救命救急センターでのオンライン面会の取り組みと課題COVID-19流行による面会制限を受けて

伊澤, 菜々子 池田, あずさ 羽入田, 夕子 関, 昌代 竹重, 加奈子 山崎, 友香子 信州大学

2023.11.07

概要

COVID-19の感染対策のために面会が制限された。面会制限は患者・家族・医療従事者を守り、病院機能を維持するために必要だが、一方で患者・家族のニードが満たされにくい状況となった。その対策として救命救急センターではオンライン面会を開始した。この影響について家族満足度調査を実施し45名から回答を得た。医療スタッフや情報理解、治療についての満足度は高いが、「患者のケアに参加すること」についての評価が低かった。オンライン面会は、視覚情報を提供することで家族の不安の軽減や病状理解に繋がり有用であると考えられた。一方でオンライン面会は、肌のぬくもりや臨場感は感じられず「接近」のニードが充分に満たされないことが「ケア参加」の評価が低くなった要因と考えられた。オンライン面会であっても、家族が関わることで患者の治療に対する意欲が向上していた。

この論文で使われている画像

参考文献

1)山勢博彰:救急・重症患者と家族のための

心のケア 看護師による精神的援助の理論

のエンパワーメントに繋がっていることから、

医療ス タッフはオンラ イン面会が「援助の場」

と実践.(第 l版),株式会社メディカ出版,

,2

5・1

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fr

:Needo

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2) NancyC

9,常塚広

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es

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であることを認識し、積極的に関与していくこ

とが必要である。

オンライン面会を単なる面会のーっと捉え

ア参加」と捉え、更 なる 活用方法の検討が今後

美 (訳),重症患者家族のニードー記述的研

7・

究一.メヂカルフレンド社, p

の課題である 。

ず、患者、家族、医療者共に新しい形での「ケ

3)山勢博彰:クリテイカルでの家族の現状と

, 日本看護協会出版会

課題.家族看護 1

,2

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4)日本語版集中治療室( ICU)でのケアに対

1・

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。J

する家族の満足度: FS-ICU24R

FS-ICU・

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. 結論

面会制限下においてオンライン面会は患者の

治療意欲を高め、患者家族のニードを満たす手

段の一つで、あると言える。

オンライン面会という手段を患者、家族、医

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・1

24R

療者共に、新しい形での「ケア参加」であるこ

9日

2023年 2月 1

とを認識し、実践していくことが必要であると

5)羽生田悠,椿美智博,猪狩遼子,森拓也,

考える 。

横溝育美:新型コロナウイルス感染患者の

リモート面会による終末期看護:ケースレ

ポート.グリーフ&ピリーブメント研究( 2

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3年 2月 1

9日

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3年 2月 2

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7) 看 護r

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3年 2月 2

1日

8)里道稜,三苫里香:日本の集中治療室にお

ける面会制限に関する検討. 日本臨床看護

マネジメント学会誌, V

,p

8・5

9)松戸麻華,園武由香里,員嶋朋子:集中治

療室で看護師が行う家族のケア参加に対す

る支援.千葉看会誌, VOL.27, Noム p

1・

,2

...

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