腹壁瘢痕ヘルニア術後の遅発性メッシュ感染に対して 腹腔鏡下除去術を施行した一例

1 ）中田　健，鈴木　玲，竹野　淳，他：腹腔鏡下腹壁 瘢痕ヘルニア修復術の検討．日本内視鏡外科学会雑 誌，18：289-295，2013．

2 ）渡會伸治，松本千鶴，高倉秀樹，松尾憲一，武田和 永，田中邦哉：腹壁瘢痕ヘルニア防止から考えた縫 合糸の選択．日本外科感染症会雑誌，6：283-287， 2009．

3 ） Jacobus W A Burger‚ Roland W Luijendijk‚ Wim C J Hop‚ Jens A Halm‚ Emiel G G Verdaasdonk‚ Johannes Jeekel: Long-term follow-up of a randomized controlled trial of suture versus mesh repair of incisional hernia. Ann Surg‚ 240: 578-585‚ 2004.

4 ） H J Sugerman‚ J M Kellum Jr‚ H D Reines‚ E J DeMaria‚ H H Newsome‚ J W Lowry: Greater risk of incisional hernia with morbidly obese than steroid-dependent patients and low recurrence with prefascial polypropylene mesh. AM J Surg‚ 171: 80-84‚ 1996.

5 ）長江逸郎，土田明彦，田辺好英，他：メッシュを用 いた腹壁瘢痕ヘルニアの治療．日本消化器外科学会 雑誌，37：257-262，2004．

6 ）新庄幸子，福原研一朗，高台真太郎，浦田順久，西 岡孝芳，大畑和則：腹壁瘢痕ヘルニア修復術後の methicillin-resistant Staphylococcus aureus創感染に対 して持続陰圧吸引療法が奏効しメッシュを温存しえ た 1 例．日本消化器外科学会雑誌，50：506-512， 2017．

7 ）岸川博隆，川村弘之，葛島達也，小西　滋，高嶋信 宏：メッシュによる腹壁再建と術後感染症．手術， 55：587-589，2001．

8 ） T Temudom‚ M Siadati‚ M G Sarr: Repair of complex giant or recurrent ventral hernias by using tension-free intraparietal prosthetic mesh（Stoppa technique）: lessons learned from our initial experience（fifty patients）. Surgery‚ 120: 738-744‚ 1996.

9 ） G E Leber‚ J L Garb‚ A I Alexander‚ W P Reed: Long- term complications associated with prosthetic repair of incisional hernias. Arch Surg‚ 133: 378-382‚ 1998.

10） K Meissner‚ B Jirikowski‚ T Szecsi: Repair of parietal hernia by overlapping onlay reinforcement or gapbridging replacement polypropylene mesh: preliminary results. Hernia‚ 4: 29-32‚ 2000.

11） David A Iannitti‚ William W Hope‚ H James Norton‚ et al: Technique and outcomes of abdominal incisional hernia repair using a synthetic composite mesh: A report of 455 cases. J Am Coll Surg‚ 206: 83-88‚ 2008.

12）嵩原一裕，河合雅也，高橋　玄，小島　豊，五藤倫 敏，坂本一博：メッシュを温存し局所陰圧閉鎖療法 が奏効した腹壁瘢痕ヘルニア術後創部感染の 1 例． 臨床外科，71：507-511，2016．

13）石井賢二郎，沼田佳久，渡部晃子，関　博章，安井 信隆：腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア修復術後のメッ シュ感染に対し陰圧閉鎖療法にてメッシュを除去せ ず完治しえた 1 例．日本内視鏡外科学会雑誌，23： 645-649，2018．

14）白畑　敦，松原猛人，伊津野久紀，他：術後 6 年目 にメッシュ感染を生じた腹壁瘢痕ヘルニアの 1 例． 日本消化器外科学会雑誌，43：460-465，2010．

15）山内慎一，小林宏寿，石川敏昭，杉原健一：コンポ ジットメッシュによる腹壁再建後に遅発性メッシュ 感染を合併した 2 例．日本臨床外科学会雑誌，73： 2415-2420，2012．

16）梅本健司，岡崎　誠，木村文彦，山本正之，矢野外 喜治，平塚正弘：遅発性メッシュ感染を生じた腹壁 瘢痕ヘルニアの 1 例．手術，58：595-597，2004．

17）大原守貴，三宅　洋，菊池剛史，原　順子，君塚　 圭：術後 3 年目にメッシュ感染を生じた腹壁瘢痕ヘ ルニアの 1 例．日本臨床外科学会雑誌，68：2126- 2129，2007．

18）平田貴文，木村正美，西村卓祐，川田康誠，松下弘 雄，岡村茂樹：腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア術後に遅 発性メッシュ感染を認めた 1 例．日本臨床外科学会 雑誌，69：1537-1540，2008．

19）桑田亜希，中光篤志，今村祐司，香山茂平，上神慎 之介，垰越宏幸：腹壁瘢痕ヘルニア術後 2 年目に発 症した遅発性メッシュ感染の 1 例．日本臨床外科学 会雑誌，71：1355-1359，2010．

20）山下　俊，田中信孝，野村幸博：Composix Kugel Patch を用いた腹壁瘢痕ヘルニア修復術後に小腸穿通を形 成した 1 例．日本腹部救急医学会雑誌，31：115-118， 2011．

21）田中顕太郎，矢野智之，森　弘樹，岡崎　睦：人工 物による腹壁瘢痕ヘルニア修復術後の感染症例に対 する遊離大腿筋膜移植術を用いた治療経験．創傷， 2：26-34，2011．

22）佐藤純人，大賀純一，畑山年之，早稲田正博，石田 康男，幡谷　潔：腹壁瘢痕ヘルニア修復に用いた腹 腔内留置型メッシュによる小腸皮膚瘻の 1 例．日本 臨床外科学会雑，72：2285-2289，2011．

23）浅野博昭，内藤　稔，牧　佑歩，村岡孝幸，佃　和 憲：12cm幅の筋膜欠損の修復にmodified components separation法が有用であった 1 例．日本臨床外科学会 雑，72：2143-2147，2011．

24）坂井　寛，岡本有三，吉岡伸吉郎，大城望史，平田 雄三，小野栄治：Composix Kugel patchを用いた腹壁 瘢痕ヘルニア修復術後の遅発性メッシュ感染の 1 例．日本消化器外科学会雑誌，44：1493-1498，2011．

25）渋谷雅常，寺岡　均，中尾重富，坂下克也，金原　 功，新田敦範：腹壁瘢痕ヘルニア術後20ヵ月で発生 した遅発性メッシュ感染の 1 例．臨床外科，67：143 -146，2012．

26）廣井　信，古川清憲，相本隆幸，他：腹壁膿瘍を伴っ たRichter型再発腹壁瘢痕ヘルニア陥頓の 1 例　メッ シュの完全除去を施行せずに二次治癒をなし得た症 例．日本外科感染症学会雑誌，9：193-196，2012．

27）林　達也，伊藤　博，伊古田勇人，諏訪敏一，宮崎　 勝：腹壁瘢痕ヘルニアメッシュ修復術後12年でメッ シュ小腸穿通をきたした 1 例．臨床外科，67：584- 586，2012．

28）畠　達夫，渡辺和宏，坂田直昭，佐藤好宏，海野倫 明：腹壁瘢痕ヘルニア修復術後 9 年 4 ヵ月で発症し たメッシュ感染の 1 例．日本臨床外科学会雑誌，74： 2929-2934，2013．

29）網木　学，河野至明，三鍋俊春，小池太郎，本田　 宏：大腿筋膜で再修復した腹壁瘢痕ヘルニア術後遅 発性メッシュ感染の 1 例．日本臨床外科学会雑誌， 74：233-237，2013．

30）加藤公一，浅井泰行，加藤吉康，他：Composix Kugel Patchを用いた腹壁瘢痕ヘルニア修復術後に小腸穿通 をきたした 1 例．日本腹部救急医学会雑誌，33：1195 -1199，2013．

31）小野田雅彦，吉田久美子，勝木健文，古谷　彰，河 野和明，加藤智栄：Components separation法を行っ たメッシュ感染を伴う腹壁瘢痕ヘルニアの 1 例．日 本臨床外科学会雑誌，74：2619-2623，2013．

32）日野東洋，末吉　晋，津福達二，白水和雄：治療に 難渋した腹壁瘢痕ヘルニアの遅発性メッシュ感染の 1 例．日本外科感染症学会雑誌，10：793-796，2013．

33）甲賀淳史，鈴木憲次，奥村拓也，山下公裕，礒垣　 淳，川辺昭浩：Composix Meshを用いたヘルニア手 術後 8 年目に小腸皮膚瘻を形成した 1 例．日本臨床 外科学会雑誌，74：2178-2182，2013．

34）渡辺俊之，寺井恵美，原田真悠水，柿原　知，中山　 洋，佐々木 愼：腹壁瘢痕ヘルニア修復に用いたコン ポジットメッシュによる盲腸穿通の 1 例．日本臨床 外科学会雑誌，75：721-725，2014．

35）錦　建宏，尾野芙美子，松永壮人，小倉康裕，池田 拓人，上田祐滋：腹壁瘢痕ヘルニア修復術後にメッ シュの小腸穿通による腹壁膿瘍・腸閉塞をきたした 1 例．外科，76：665-668，2014．

36）山田萌絵，松浦喜貴：メッシュ感染による腹壁瘻孔 に対し大腿筋膜張筋皮弁が有効であった 1 例．形成 外科，58：1384-1388，2015．

37）明石　諭，山田行重，杉森志穂，中出裕士，錦織直 人，吉川高志：メッシュを用いた腹壁瘢痕ヘルニア 修復術後の腸管皮膚瘻の 1 例．外科，77：226-229， 2015．

38）北川浩樹，吉満政義，恵美　学，新保慶輔，多幾 山 渉：大腿筋膜で修復した腹壁瘢痕ヘルニアメッ シュ感染の 1 例．外科，77：1195-1199，2015．

39）貝羽義浩，大橋洋一，佐藤　馨，佐藤博子：金属製 タックによる腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア修復術後 メッシュ感染の 1 例．日本臨床外科学会雑誌，77： 987-990，2016．

40）徳田浩喜，坪内斉志，島名昭彦，泊 賢一朗，宗像　 駿，夏越祥次：腹壁瘢痕ヘルニア修復に用いた腹腔 内留置型メッシュによる小腸皮膚瘻の 1 例．外科， 78：1115-1118，2016．

41）西田卓弘，池田拓人，濱田朗子，土屋和代，守永圭 吾，七島篤志：複数の人工物を使用した手術後の メッシュ感染を伴う腹壁瘢痕ヘルニアの 1 例．外科， 78：1525-1529，2016．

42）河毛利顕，大森一郎，向田秀則，小橋俊彦，檜原　 淳，平林直樹：腹壁瘢痕ヘルニア修復術後の遅発性 メッシュ感染の 1 例．日本臨床外科学会雑誌，78： 1127-1133，2017．

43）梶原大輝，土井孝志，佐藤好宏，神賀貴大，竹村真 一：S状結腸人工肛門を伴う巨大正中腹壁瘢痕ヘル ニアに対して片側components separation法と腹直筋 前鞘切開法を組み合わせて修復した 1 例．臨床外科， 72：223-227，2017．

44）小林陽介，伊藤康博，清水正幸，江川智久，山崎元靖：腹直筋鞘前葉反転法で修復した腹壁瘢痕ヘルニ ア術後腸管皮膚瘻の 1 例．日本臨床外科学会雑誌， 78：2336-2340，2017．

45）高月秀典，脇　悠平，大畠将義，白井　信，山本幸 司，松田良一：腹膜前メッシュ留置によるヘルニア 修復術後13年目に小腸穿孔を生じた 1 例．外科，79： 266-269，2017．

46）今村清隆，高田　実，寺村紘一，武内慎太郎，中村 文隆，樫村暢一：腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア修復後 メッシュ感染に対して二期的に内視鏡下component separation法で修復した 1 例．日本内視鏡外科学会雑 誌，22：123-128，2017．

47）中川勇希，宮原成樹，藤井幸治，松本英一，高橋幸 二，楠田　司：腹壁瘢痕ヘルニア修復術後 9 年で発 症した小腸穿通を伴うメッシュ感染の 1 例．日本臨 床外科学会雑誌，79：2063-2067，2018．

48）横井崇人，弓場上将之，伊藤範朗，他：約30年前に 留置したメッシュが感染した腹壁瘢痕ヘルニアの 1 例．京都医学会雑誌，66：121-123，2019．

49）上原拓明，山崎俊幸，岩谷　昭，松澤夏未，阿部光 俊，大谷哲也：鼠径ヘルニア術後10年目にS状結腸 穿通をきたし腹腔鏡補助下にメッシュを除去した 1 例．日本内視鏡外科学会雑誌，22：87-93，2017．