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大学・研究所にある論文を検索できる 「救護区分を用いた院内の患者搬送の判断基準に関する検討」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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救護区分を用いた院内の患者搬送の判断基準に関する検討

中谷, 安寿 大阪大学 DOI:10.18910/78984

2021.03.31

概要

【背最】災害発生時に医療機関では、誰がどのように患者を搬送するかの判断が必要となるが、明確な韮準がなかった。今回、救護区分を用いた院内の患者搬送の判断韮準を作成した。

【方法】副看護師長会議とメールでの意見交換を通して、救護区分・搬送時の患者状態・搬送者の判断基準を作成した。搬送時に必要な搬送者数を把握するために、搬送者の判断韮準作成前後の患者数を比較した。

【結果】救護区分の判断韮準には院内の移動を前提とし、担送はベッド・抱っこ、護送は車いす・付き添い・見守り、独歩は一人で歩行とした。誰が搬送するかについては、どの程度の観察を必要とするかで判断し、看護度の観察の程度(A'"'--'C) を用いることにした。救護区分と観察の程度を組み合わせた9区分で搬送者を決定し、担送と護送A には搬送時に医療従事者が必要とした。判断基準作成前後の患者数の比較では、独歩とCが増え、担送とAが減った。

【結論】患者搬送の判断基準を明確にしたことで、統一した評価が可能となった。

参考文献

I) 内閣府 (e-GOV), 災害対策基本法 第二条 ~(昭和三十六年法律第二百二十三号 最終 更新:平成三十年六月二十七日公布) https://elaws.e・gov.go.jp/search/elawsSear ch/ela ws_search/lsg0500/detail ?law ld=336 AC0000000223#5 (最終検索日: 2020年 11月 4日

2) 高以良仁 (2019): 災害時に必要な医療・看 護技術,酒井明子,看護の統合と実践③ 災 害看護(第 4版), 196,メディカ出版,大阪.

3) 日本看護協会 (1991), 病院看護基礎調査, 39, 43.

4) 厚生労働省,資格・試験情報: https :/ /www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou /shikaku_shiken/index.html (最終検索日: 2020年 11月 4日)

5) 山口順子 (2009): 災害に強い病院体制構築 当院での取り組み, 日本集団災害医学会誌, 14, 354.

6) 守谷俊 (2012): 災害時超急性期に展闇され る最善の医療, 日大医誌, 71 (1), 14-18.

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