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大学・研究所にある論文を検索できる 「高度救命救急センター看護師の胸骨圧迫・BVM換気の現状」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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高度救命救急センター看護師の胸骨圧迫・BVM換気の現状

池田, あずさ 佐藤, 侑汰 田中, 秀和 山崎, 友香子 信州大学

2021.06.15

概要

A病院高度救命救急センターは3次救急を担っている。救命センター看護師はDrヘリや救急車で搬送された患者の初期診療や、入院中の患者の急変で胸骨圧迫やバックバルブマスク換気を実施する機会が多い中で、胸骨圧迫、バックバルブマスク換気の質はどの程度維持されているのか疑問に感じた。そこで、救命センター看護師の胸骨圧迫・バックバルブマスク換気の現状調査を目的とし、胸骨圧迫、バックバルブマスク換気の測定を行った。その結果、看護師経験年数、救急経験年数、クリニカルラダー、初期診療の実践の有無に有意差は認められない結果となった。

参考文献

1)一般社団法人日本蘇生協議会,JRC 蘇生ガイドライン 2015 オンライン版,

2015,

https://www.japanresuscitationcouncil.org/ (最終閲覧日 2020 年 10 月 26 日)

2)平松愛,橋詰怜子,増田さゆり 他 2 名:心肺蘇生法ブラッシュアップの必要性と時期

の検討,信州大学医学部附属病院看護研究集録,41,P113-115,2013

3)秋月千典,大橋ゆかり:理学療法学科学生を対象とした心肺蘇生技能の定量的評価,

目白大学健康科学研究,10,P33-40,2017

4)迫田典子,大西真裕,池田尚人 他 2 名:客観的評価機能を用いた BLS コース受講後

の胸骨圧迫の質の推移について(第 5 報)

,日救急医会関東誌,39,P344-347,2018

5)迫田典子,大西真裕,池田尚人 他 2 名:BLS コース受講後の CPR の質の維持に必要

な支援体制の検討,日救急医会関東誌,39,P219-221,2018

6)長野県 ICLS 推進委員会:長野県 ICLS 統一コンセンサス Version1.3,2016

表 1 胸骨圧迫・BVM 換気の質

表1 胸骨圧迫・BVM換気の質

深さ(%)

速さ(%)

median

男性

性別

初期診療の実践

ラダー

11

99.0 (94ー100.0) 0.02※1

手の位置(%)

median

p値

median

88.0 (39.0ー92.0)0.413※1

リコイル(%)

p値

86.0 (20.0ー100.0)0.118※1

median

換気(回) p値

median

p値

100.0 (99.0ー100.0)0.74※1

5.0 (0.0-7.0)0.449※1

1.5 (0.0-3.8)

女性

12

36.5 (12.5ー95.0)

90.0 (78.3ー94.0)

100.0 (90.3ー100.0)

100.0 (100.0ー100.0)

あり

12

97.0 (29.3ー99.8) 0.74※1

88.0 (76.3ー92.0)0.786※1

100.0 (54.0ー100.0)0.608※1

100.0 (99.3ー100.0)0.74※1

3.0 (0.0ー7.0)0.651※1

なし

11

89.0 (32.0ー99.0)

89.0 (61.0ー94.0)

100.0 (12.0ー100.0)

100.0 (100.0ー100.0)

2.0 (0.0ー7.0)

83.5 (34.3ー97.8) 0.72※2

87.0 (66.0ー96.3)0.846※2

100.0 (27.3ー100.0)0.982※2

100.0 (100.0ー100.0)0.086※2

0.0 (0.0ー2.0)0.009※2

97.0 (41.5ー100.0)

88.0 (76.0ー92.0)

100.0 (56.5ー100.0)

100.0 (99.0ー100.0)

7.0 (3.5ー8.5)

Ⅲ-Ⅳ

98.0 (23.3ー99.3)

89.0 (66.0ー95.5)

100.0 (99.8ー100.0)

0.0 (0.0ー3.3)

1-2

89.0 (32.0ー99.0) 0.278※2

82.0 (61.0ー97.0)0.867※2

3-5

90.5 (79.0ー99.8)

83.5 (47.3ー92.0)

看護師経験年数 6-10

救急経験年数

p値

100.0 (66ー-)

93.5 (37.3ー100.0)

100.0 (8.0ー100.0) 0.926※2

89.0 (88.0ー-)

100.0 (100.0ー100.0)0.517※2

0.0 (0.0ー2.0)0.125※2

63.5 (15.8ー100.0)

100.0 (99.3ー100.0)

7.5 (1.8ー8.8)

99.0 (86.0ー-)

100.0 (99.0--)

7.0 (5.0ー-)

11-15

99.0 (37.5ー99.8)

92.0 (49.5ー98.5)

100.0 (40.0ー100.0)

100.0 (99.3ー100.0)

0.0 (0.0ー1.5)

16-

31.0 (5.5ー97.0)

82.0 (76.5ー91.0)

100.0 (65.0ー100.0)

100.0 (90.5ー100.0)

3.0 (0.5ー6.5)

32.0 (15.5ー53.5) 0.047※2

92.0 (71.5ー95.5)0.9※2

100.0 (54.0ー100.0)0.508※2

100.0 (100.0ー100.0)0.493※2

2.0 (0.0ー4.0)0.330※2

99.0 (92.8ー100.0)

85.0 (38.8ー94.8)

86.0 (9.8ー100.0)

100.0 (99.0ー100.0)

4.5 (0.0ー8.5)

3-5

80.0 (8.3ー100.0)

88.0 (80.23ー92.0)

99.5 (72.0ー100.0)

100.0 (99.8ー100.0)

7.0 (0.0ー9.0)

6-

98.0 (77.0ー99.3)

83.5 (66.0ー95.5)

100.0 (37.3ー100.0)

100.0 (94.8ー100.0)

0.5 (0.0ー2.5)

※1 マン・ホイットニーのU検定

※2 クラスカル=ウォリス検定

(%) 100.0

80.0

深さ(%)

速さ(%)

手の位置(%)

リコイル(%)

60.0

40.0

20.0

0.0

1-2

3-5 6-10 11-15 16-

図1 看護師経験年数による胸骨圧迫

(回) 8.0

6.0

4.0

2.0

0.0

換気(回)

1-2

3-5 6-10 11-15 16-

図2 看護師経験年数によるBVM換気

(%)

100.0

80.0

60.0

深さ(%)

40.0

速さ(%)

手の位置(%)

20.0

リコイル(%)

0.0

3-5

6-

図3 救急経験年数による胸骨圧迫

(回)8.0

6.0

4.0

換気(回)

2.0

0.0

3-5

6-

図4 救急経験年数によるBVM換気

(%)100.0

80.0

60.0

40.0

20.0

0.0

深さ(%)

速さ(%)

手の位置(%)

Ⅲ-Ⅳ

リコイル(%)

ラダー

図5 クリニカルラダーによる胸骨圧迫

(回)8.0

6.0

4.0

換気(回)

2.0

0.0

Ⅲ-Ⅳ

ラダー

図6 クリニカルラダーによるBVM換気

(%)100.0

80.0

深さ(%)

60.0

速さ(%)

40.0

手の位置(%)

20.0

0.0

リコイル(%)

あり

なし

初期診療の実践

図7 初期診療の実践の有無による胸骨圧迫

(回) 8.0

6.0

4.0

換気(回)

2.0

0.0

あり

なし

初期診療の実践

図8 初期診療の実践の有無によるBVM換気

...

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