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大学・研究所にある論文を検索できる 「胃X線検診の課題と展望」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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胃X線検診の課題と展望

中島 滋美 00650764 滋賀医科大学

2022.01

概要

胃X線検診に残された最大の課題は,背景胃粘膜診断(または胃炎診断)を活用できていないことにある。胃がん検診専門家の間では胃X線検査で慢性胃炎の有無を判定し,それを事後処理に役立てることが常識になっている、しかし、それが全国的にできているとはいいがたい。なぜかというと,「厚生労働省の胃がん検診に関する指針」にそのことが記載されていないからである。したがって,専門家がかかわっている一部の検診では背景胃粘膜診断を活用できていても、ほとんどの検診ではできておらず,旧態依然の胃がん検診が行われている、つまり、胃X線検査で胃がんや畳潰瘍が疑われた場合にのみ要精密検査(要精査)と判定され,二次内視鏡検査が勧奨されているのである

参考文献

1 中島滋美,山岡水容子,土井 繋,他:Helicobacter pyrlori感染を考慮した新しい胃X線検診の提案.日消がん検診誌 2008;46:461-471

2 Togo R, Yamamichi N, Mabe K, et al. Detection of gastritis by a deep convolutional neural network from double-contrast upper gastrointestinal barium X-ray radiography. J Gastroenterol 2019; 54: 321-329

3 鈴木志保,山城研三,寺尾秀一:リスク層別化に基づいた統合型“加古川ハイブリッド胃検診”の有効性、日消がん検診誌 2020;58:255-270

4 中島滋美,椿本由紀,安藤美由紀,他:内視鏡検査の胃がん発見率比較による胃がん検診効率化の検討、日消がん検診誌 2019;57:1141-1152

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