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大学・研究所にある論文を検索できる 「大規模地震発生後の土砂災害警戒避難基準雨量の設定と解除時期に関する実験的研究」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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大規模地震発生後の土砂災害警戒避難基準雨量の設定と解除時期に関する実験的研究

平松, 晋也 信州大学

2021.11.19

概要

大規模地震により開口亀裂が形成されると,その下流の地下水深は急増し,開口亀裂の直下流部では崩壊発生限界雨量が最大で18%も低下するといった興味深い事実が明らかになった。また,地震時に作用する加速度の増加とともに斜面の安定性は低下し,北海道胆振東部地震と同等の2.2Gの加速度が作用すると,斜面の安定性は30%以上も低下する事実が明らかになった。また,0.85Gの加速度が作用した場合には1.0ヶ月~3.0ヶ月経過しても安全率の明瞭な回復傾向は認められなかったのに対し,3.0Gの加速度が作用した場合には,加振後3.0ヶ月が経過すると,加振前と同程度にまで回復するといった注目に値する結果となった。

参考文献

平松晋也・水山高久・石川芳治(1990):雨水の浸透・流下過程を考慮した表層崩壊発生予測手法に関する研究,砂防学会誌(新砂防)Vol.43,No.1,p.5-15

平松晋也・水山高久・石川芳治・小山内信智(1999):地震により斜面上に形成された亀裂が土砂生産危険度に及ぼす影響,地すべり(地すべり学会誌)Vol.36,No.2,p.3-12

平田和也・平松晋也・福山泰治郎(2014):地震発生後の斜面安定性の変化に関する実験的研究,平成25年度砂防学会研究発表会概要集

執印康裕・堀田紀文・鈴木雅一・小山内信智・岡本敦(2012):地震後の崩壊発生降雨基準に関する一考察,砂防学会誌,Vol.65,No.2,p16-22

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