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大学・研究所にある論文を検索できる 「Occupational sedentary behavior and prediction of proteinuria in young to middle-aged adults : a retrospective cohort study」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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Occupational sedentary behavior and prediction of proteinuria in young to middle-aged adults : a retrospective cohort study

藤井, 良幸 大阪大学

2021.01.31

概要

〔目的(Purpose)〕
⻑時間の座位は、メタボリック症候群、糖尿病、⼼⾎管系疾患などの⽣活習慣病および死亡のリスクであることが報告されていたが、腎臓に及ぼす影響は不明であった。本研究の目的は、座位のワークスタイルが、蛋白尿の発症に及ぼす影響を明らかにすることである。

〔方法ならびに成績(Methods/Results)〕
2006〜2018年度の⼤阪⼤学職員の定期健康診断データを利⽤した後ろ向きコホート研究を⾏った。初回健診受診時に主な就業形態を「座位」と回答したデスクワークの男性3,449⼈では、中央値4.8年の追跡期間において、452⼈(13.1%)が蛋⽩尿(尿蛋⽩≧1+)を発症した。⼀⽅、「⽴位」、「歩⾏」、「物を運ぶ」あるいは「重労働」と回答した男性1,538⼈のうち145⼈(9.4%)が蛋⽩尿を発症した。多変量Cox⽐例ハザードモデルを⽤いた解析の結果、「座位」の蛋⽩尿のリスクが1.35倍(95%信頼区間1.11‒1.63)上昇していることが明らかになった。なお、⼥性では座位と蛋⽩尿の関連は認められなかった。

〔総括(Conclusion)〕
本研究成果により、座位のワークスタイルが蛋白尿発症のリスクであることが明らかになった。就業中の座位時間の短縮が、腎臓病を予防し、増加の⼀途を辿る透析患者数の抑制に繋がる事が期待される。

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