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日本の木割書から見た韓国伝統建築の比例関係に関する比較研究 -三間堂の建築を中心に-

金 柄鎭 早稲田大学

2021.08.04

概要

本論文は、設計技法やそれを記した日本の木割書との比較分析を通じて、韓国の建築設計技術史、そしてそれを通じた建築生産史の研究の構築を目指したものである。「木割書」は日本特有の大工技術書であり、伝統技術の集約体と言えるものであるが、韓国には存在していない。しかし、建物を建てる時に部材間の比例関係が存在しないことは建てる規則がないことになるため、モジュールシステムの側面から考えると韓国にも存在する技術であると判断する。韓国の建物の実寸法と日本の木割書に見られる比例関係の比較分析を通じて、韓国の部材比例関係を明らかにすることを目的とする。

研究対象は、韓国の伝統建築については、3間×3間の平面を持ち、韓国文化財庁の指定を受けた文化財建造物で、建設当時の時代的建築特徴を代表するものを基本とし、建設時期の状況が分かる文献等の記録と明確な実測資料が存在する建物を条件とした。指定文化財の3間×3間堂建築は全72棟あるが、国の調査報告書が発刊されているもの28棟と、道・郡・市から発刊されたもの16棟の、計44棟を対象とした。木割書については、建築種類、様式や規模などによって種類が分かれるが、韓国の建物様式と規模に合わせて、3間×3間規模の堂建築のものを対象とした。

研究の方法は、まず日本の木割書を年代別に整理したのち、それぞれの木割書の規定内容を分析する。木割書の解釈から得た各部材の比例体系から、それぞれの特徴を明確にし、韓国の実寸法との比較分析を行う。木割書の規定と韓国建築の部材間の比例関係との比較と、木割書の方法で算出した理論計算値と韓国建築の部材実寸法との比較というふたつの分析を通じて、韓国伝統建築の比例体系を究明する。

本論文は序論、本論1章から3章、結論に分けて構成されている。

本論の第1章「日本における三間仏堂の木割方法に関する分析」では、現在明らかになっているほぼ全ての日本の木割書をまとめて、木割書の特徴の明確化と分類を行った。3間×3間規模の初期木割書8冊、江戸期木割書9冊の内容を現代語に解釈して、各木割書の内容の分析を行った。そのうち、初期木割書については、大免、小免を基準とする方法が積極的に用いられていることが見られたが、さらに各木割書における規定の基準となる部材の相違と傾向、あるいは特異な規定内容の記述をもつ木割書の分析を中心に行った。木割書の記述のうちには、設計者の意図が含められている感覚的な表現が存在する。この感覚的な表現は部材と部材の関係を設計者が判断して、部材の大きさを建物の規模を勘案して造ることなどが各木割書から見えることを、既往の研究を総括的に整理して要約し、指摘した。

各木割書から導き出せる比例式と寸法値をまとめ、建築部材別に柱との比例関係を考察すると、建物の計画時に施工順の中で最初の規定となる可能性が高い特徴的な部材が見出された。また、各木割書の比例規定値の数値群を総括的に比較分析し、和様と禅宗様の部材の大きさに相違に着目して考察した。柱径を基準とし、この0.2〜1.3倍の比例値になる部材を順番に整理し、柱径から寸法指定できる部材を検討した。木割書の規定が比例指定ではなく実寸法指定となっているものについては、比例式に変換し、比例式の規定の木割書との比較を行い、各部材の様式差があることを明らかにした。

第2章「日本の木割法から見た韓国伝統建築の比例体系」では、まず日本の木割書に登場する「雨打」すなわち裳階をめぐる両国の建築形式の相違を論じた。儀礼空間からの観点としては、韓国の場合は一つの連続した屋根の下に仏像安置空間としての身舎と参拝の空間としての裳階が共存するが、日本は両者が分離されたものとして裳階の空間を造る。構造的な側面としては、韓国では単層建物に裳階を付加して外観を重層に見えるようにする場合には、高さを重層の建物に類似させ、寸法も重層のもののように計画する。建物内の空間を拡張する際は、日本では増築となるが、韓国では屋根架構の都合から建て増しが難しい構造であるため、新築するか解体修理時に庇を造ることに限られる。

次いで、韓国の大工技術のひとつである『修裝幅(スジャンポク)』と、日本の木割術の類似性の検討を行った。『修裝幅』については、韓国において『下引枋』という最下部の貫(地覆)の幅寸法を基準とし、これと同寸にて腰貫、飛貫および肘木の幅を統一させる技法とする説などがあるが、これまで学術的な検討がされてこなかった。そこで、『修裝幅』となる4つの部材別に他の部位の部材との寸法一致の度合いを分類し、様式別、年代別に整理して分析した。事例は少ないものの16世紀以前の遺構では『修裝幅』と見なしうるには適合率が低く、17および18世紀になってほぼ90%の適合率が見られるため、貫幅と肘木幅を合致させる日本の17世紀以後の木割法に類似することがわかった。韓国の設計技術史において、肘木幅と各種貫幅を統一させる方法がどのような経緯で成立したか検討されたことはないが、本研究によって、まず肘木幅が基準となって他の貫幅を規定していく傾向が読み取れたといえる。

さらに、第1章から得た木割書の解釈により、柱などの基準材から算出する比例式と、韓国の建物の各部材の実寸法との合致の具合を検討する比較研究を行った。柱、来迎柱、地覆、腰貫、飛貫、頭貫、台輪の軸組部材が対象となり、韓国の遺構の選択は、基準材となる柱径が脇間から算出されるという木割書の一般的な方法と合致するものを対象とした。その結果、ひとつの遺構でも部材によって類似する木割書が異なることとなり、特定の木割書に記された木割体系が一致するというわけではなく、全体システムとしての比例体系は明らかではないが、部材同士の寸法には木割的比例関係が存在することを明らかにした。肘木、大斗、巻斗からなる組物部分については、韓国の遺構と木割書の実寸法規定を比較したところ、比例方法ではなく実寸法指定にて決定されていることを明らかにした。そのほか、木割書の規定と基本的に異なる点として、韓国では柱の粽がないので、柱心包は柱径をより小さく計画していることが確認できた。韓国は基本的に丸桁が円形であるが、木割書の規定から見ると日本より太い材が設置されていることを確認した。垂木については、韓国と日本の垂木の断面形がそれぞれ円形と矩形で異なること、構造的観点からは韓国では桔木が存在せず、垂木が瓦の荷重を支えていることが相違しているが、木割の比例式と遺構の実寸法の関係を確認している。

第3章「韓国伝統建築における部材間の比例体系」では、第2章にて導かれた結果から、韓国の部材別に近似率が高い木割書を対象として比例式を考察した結果、韓国は巻斗長さと垂木幅を同じ寸法で計画していることが見出された。韓国の場合は、巻斗の寸法は大斗から調整するため、垂木の大きさは大斗から決まると判断される。木割書の実寸法規定と比例式規定から近似率が高いものを分析した。

次いで、木割書において基準になる柱の大きさは柱間から決まるため、韓国の柱間と柱の比例関係を整理した。韓国遺構において、柱間寸法の決定に関係する様式の差、柱の比例関係、中央間と脇間の比例関係について検討を行った。想定される可能性として、完数制、比例法、中央間と脇間の差の検討、中脇差、枝割法、組物間隔法を挙げ、照合を行ったところ、特に韓国遺構の中でも多包形式の場合は組物間隔法が存在する説があったが、この存在について実証することができた。

以上の分析にて、木割書から見た韓国の伝統建築の実寸法との比較検討を行った。これら本論の各種考察の内容をまとめ、結論とした。

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参考文献

■論文

1) 関野貞 : 法隆寺金堂・塔婆及中門非再建論、建築雑誌 218 号、1905 年

2) 伊藤要太郎:書院造木割書の研究、日本建築學會研究報告 (5),1-4,1950 年 01

3) 伊藤要太郎:木割書に見える柱面の役割に就て、日本建築學會研究報告 (6),232-235,1950 年 05

4) 伊藤要太郎:堂の木割書について、日本建築學會研究報告 (8),238-241,1950 年 10

5) 伊藤要太郎 : 唐様建築の木割について、日本建築学会研究報告 16 号、430-433、1951 年

6) 内藤昌:清水家の書院造木割書について 間の建築的研究 22( 歴史・意匠 )、日本建築学会論文報告集 69.2(0)、777-780、1961 年

7) 竹島卓一 : 法隆寺五重塔の平面構成、東海支部研究報告集 (2)、27-34、1963 年 11

8) 内藤昌:甲良家の書院造木割書について ( 歴史・意匠、昭和 38 年度 ( 仙台 ) 大会学術講演要旨集 )、日本建築学会論文報告集 89(0)、497、1963 年

9) 関口欣也 : 中世禅宗様仏堂の柱間 (1)、日本建築学会論文報告集 (115)、44-51、1965 年

10) 関口欣也 : 中世禅宗様仏堂の柱間 (2)、日本建築学会論文報告集 (116)、58-65、68、1965 年

11) 岩楯保:古代寺院の柱径決定要素と寸法支配について 実測数値による統計学的研究、日本建築学會研究報告九州支部(17.2)、159-185、1968 年 02

12) 内藤昌:木割書『孫七覚書』について - その 1 〜 4-、東海支部研究報告集 (7)、118-121、1969 年 11

13) 益田兼房:匠明堂記集からみた東寺金堂 ( 建築史・建築論・意匠 ( 第 4 室 ))、日本建築学会近畿支部研究報告書 . 歴史・意匠・建築論 (10)、17-20、1970 年 05

14) 渡辺保忠、中川武:木割における比例表現の方法について、建築史・建築意匠大会学術講演梗概集 . 計画系 (46)、1003-1004、1971 年 09

15) 渡辺保忠、中川武:木割の寸法体系について (10. 歴史・意匠 )、学術研究発表会梗概集 . 計画系 (42)、185-188、1972年 01

16) 渡辺保忠 、中川武:『新編拾遺大工規矩尺集』における木割のモデュール・システムとしての特質、大会学術講演梗概集 . 計画系 (47)、1327-1328、1972 年 10

17) 石井邦信:古代柱間と大斗長・柱径の寸法関係について ( 柱間の中脇差による一考察 )、大会学術講演梗概集 . 計画系 (47)、1331-1332、1972 年 10

18) 中川武:日本建築における木割の方法と設計技術について ( 主集・建築にとって歴史とは何か : 都市・建築史の意味と今日的課題 )、建築雑誌 (1088)、49-50、1975 年 01

19) 尹張燮 : 韓国の造営尺度、大韓建築学会誌 19 巻 63、1975 年 04

20) 石井邦信 : 日本古代建築における寸法計画の研究、早稲田大学博士学位論文、1975 年

21) 中川武:木割における柱間寸尺の決定方法について、建築史・建築意匠学術講演梗概集 . 計画系 (51)、1703-1704、1976年 08

22) 中川武:『匠明堂記集』における規模の変化と木割の方法について、学術講演梗概集 . 計画系 (54)、1957-1958、1979年 09

23) 永井規男、新見貫次:洲本御大工斉藤家旧蔵の木割書について、日本建築学会近畿支部研究報告集 . 計画系 (21)、521-24、1981 年 06

24) チョ・スンウォン、チョ・ヨンム:韓式木造建築設計原論、ミウンサ、92、1981 年

25) 中川武:木割における部分と全体の関係 : 建築歴史・建築意匠学術講演梗概集 . 計画系 (57)、2427-2428、1982 年 08

26) 石井邦信:木割と尺度目盛匠明の木割を一例として、学術講演梗概集 . 計画系 (58)、2687-2688、1983 年 09

27) 渡辺勝彦、岡本真理子、内藤昌:『孫七覚書』系本について : 高良大社木割書の研究 その 2 : 建築歴史・建築意匠学術講演梗概集 . 計画系 (59)、2637-2638、1984 年 09

28) 岡本真理子、渡辺勝彦、内藤昌:『古河新兵衛覚書』系本について : 高良大社木割書の研究 その 1、建築歴史・建築意匠学術講演梗概集計画系 (59)、2635-2636、1984 年 09

29) 渡辺保弘:「乾本」の性格とその問題点について 原本『大工斗墨曲尺之次第』の復原的研究、学術講演梗概集 . 計画系 (59)、2633-2634、1984 年 09

30) 渡辺勝彦、内藤昌:「日本番匠記系本」の類型、日本建築学会論文報告集 335(0)、111-122、1984 年

31) 中川武:木割の研究、早稲田大学博士学位論文、1985 年

32) 渡辺勝彦、岡本真理子、内藤昌:『古河新兵衛覚書』系本における木割の特質、日本建築学会計画系論文報告集352(0)、86-92、1985 年

33) 渡辺勝彦、岡本理子、内藤昌:『古河新兵衛覚書』系本の構成とその内容日本建築学会計画系論文報告集 349(0)、93-100、1985 年

34) 渡辺勝彦、岡本真理子、内藤昌: いわゆる『木砕之注文』(『寿彭覚書』) における木割体系の特質、日本建築学会計画系論文報告集 378(0)、134-140、1987 年

35) 佐藤正彦:豊後の大工利光家の足跡、日本建築学会研究報告 . 九州支部 . 3、計画系 (30)、281-284、1988 年 03

36) 河田克博 [他 ]: 近世建築書における唐様建築の設計体系、日本建築学会計画系論文報告集 第 388 号、132-142、1988 年

37) 関口欣也:鎌倉造営名目の上方様、日本建築学会学術講演梗概集、 F、 都市計画、建築経済・住宅問題、建築歴史・意匠1990、863-864、1990 年 09

38) 渡辺保弘:『大工斗墨曲尺之次第』と『孫七覚書』との系譜的連関について : 原本「大工斗墨曲尺之次第」の復原的研究 [7]、学術講演梗概集 .F、都市計画、建築経済・住宅問題、建築歴史・意匠 (1990)、885-886、1990 年 09

39) 朴贊、文鍾萬、坂田泉:営造法式大木作と浮石寺無量壽殿との比較研究 (2) 部材 / 中国営造法式と韓国伝統建築との比較考察 2、大韓建築学会論文集 v.8 n.12、1992 年 12

40) 金東賢:皇龍寺趾の建築計画に関する研究、東京大学学位論文、1993 年

41) 朱南哲、金度慶:宋『営造法式』< 大木作制度 > 註解 (1)、建築史、1994 年 09

42) 永井康雄、飯淵康一、関口重樹:庄内藩大工棟梁小林家旧蔵の慶長期以前の木割書について : その 1 木割書の概要、日本建築学会東北支部研究報告集 (58)、15-18、1995 年 06

43) 永井 康雄、飯淵 康一、関口 重樹:庄内藩大工棟梁小林家旧蔵の慶長期以前の木割書について : その 4 堂の木砕、日本建築学会東北支部研究報告集 (58)、35-40、1995 年 06

44) 永井康雄、飯淵康一:庄内藩大工棟梁小林家旧蔵の慶長期以前の木割書とそれらに見られる斗拱の木割、日本建築学会技術報告集 (1)、291-296、1995 年 12

45) 永井康雄、飯淵康一:「匠明・社記集」の成立過程について、日本建築学会計画系論文集 61(487)、203-213、1996 年

46) 永井康雄、飯淵康一:庄内藩大工棟梁小林家旧蔵の慶長期以前の木割書に見られる鳥居について、日本建築学会技術報告集 (3)、249-254、1996 年 12

47) 下条幸紀、佐藤正彦:木割書『匠明』と『匠要集』の比較に関する研究、日本建築学会研究報告九州支部 .3、計画系 (41)、593-596、2002 年 03

48) 佐々木昌孝、中川武:江戸幕府小普請方大工棟梁家「柏木家」について、学術講演梗概集 . F-2、建築歴史・意匠 (2005)、41-42、2005 年 07

49) キム・サンヒョプ、イ・ヒョジン、キム・ワンジク:柱に関する韓・中・日営造法式の比較研究 / 柱間、柱徑、柱高について比例考察、韓国建築歴史学会秋季学術発表大会論文集、2006 年 11

50) 伏見唯:林家木割書について (1) : 林家の由緒、日本建築学会関東支部研究報告集 II (77)、285-288、2007 年 02

51) 阪口あゆみ、石川暁子、永井康雄、費迎慶、飯淵康一:初期木割書に見られる仏殿の設計方法に関する研究 ( 歴史・意匠 )、日本建築学会東北支部研究報告集 . 計画系 (70)、129-134、2007 年 06

52) 溝口明則 : 建築技術書の記述の背景について、建築史学 (53)、61-67、2009 年

53) 金ヨンチョル : 朝鮮後期 3 × 2 間と 3 × 3 間主仏殿の木架構形式的特性の関する研究、延世大学大学院学位論文、2010年

54) 坂本 忠規:大工技術書『鎌倉造営名目』の研究 -禅宗様建築の木割分析を中心にー、早稲田大学学位論文、2011 年 02

55) キム・ジョンフン:伝統韓屋‘間’の計画と構成に関する研究、韓国住居学会論文集 v.23 n.4、2012 年

56) 坂本忠規、伏見唯、中川武:木割書『萬木砕』について、日本建築学会大会、2013 年

57) 金柄鎭:日本木割書の定義と概要、韓国建築歴史学、v.22 n.5、67-77、2013 年 10

58) 金柄鎭:韓国の伝統建築における柱径の寸法決定に関する研究 : 木割書との比較を通じて、学術講演梗概集 2015( 建築歴史・意匠 )、43-44、2015 年 09

59) 金柄鎭:木割書と韓国の部材比例の比較研究 三間堂の軸部を中心に その 1、2016 年 08

60) 金柄鎭:日本の木割書と韓国の部材比例に関する比較研究、大韓建築学会論文集、Vol.34 No.08、59-68、2018 年 08

61) 金柄鎭:韓国の仏堂建築における柱間の比例関係に関する研究、学術講演梗概集 2018( 建築歴史・意匠 )、43-44、2018年 09

62) 金柄鎭:韓国金山寺彌勒殿の設計方法に関する研究 その 1、学術講演梗概集 2019( 建築歴史・意匠 )、435-436、2019年 09

63) 金柄鎭、小岩正樹、中川武:韓国伝統建築設計技術における修裝幅に関する考察、日本建築学会計画系論文集、第 85 巻第 768 号、443-451、2020 年 02

■書籍

64) 伊東忠太 : 法隆寺建築論、建築雑誌 83 号、1893 年

65) 関野貞 : 法隆寺金堂・塔婆及中門非再建論、建築雑誌 218 号、1905 年

66) 朝鮮総督府 : 朝鮮古蹟圖譜、朝鮮総督府、1915 ∼ 1935 年

67) 米田美代治:朝鮮上代建築の研究、秋田屋、1944 年

68) 乾兼松、日本学士院編:明治前日本建築技術史、日本学術振興会、1961 年 03

69) 伊藤延男 : 中世和様建築の研究、彰国社、1961 年

70) 浅野清:古寺解体、学生社、1969 年

71) 井上充夫:日本建築の空間、鹿島出版会、1969 年

72) 橋場 信雄: 建築用語図解辞典、理工学社、1970 年

73) 大河直躬:番匠、法政大学出版局、1971 年

74) 伊藤要太郎:匠明五巻考、鹿島研究所出版会、1971 年 12

75) 近藤 豊:古建築の細部意匠、大河出版、1972 年

76) 石井邦信 : 日本古代建築における寸法計画の研究、私家版、1975 年

77) 伊藤延男 : 日本の美術 No.126 禅宗建築、至文堂、1976 年

78) 太田博太郎:奈良の寺々―古建築の見かた、岩波書店、1982 年

79) 日本の美術 12、No.199 室町建築、至文堂、1982 年

80) 杉山信三:韓国の中世建築、相模書房、1984 年

81) 浅野清:日本の美術 No.245 日本建築の構造、至文堂、1986 年 10

82) 大森健二 : 社寺建築の技術―中世を主とした歴史・技法・意匠、理工学社、1998 年

83) 河田克博:日本建築古典叢書 (3)、大竜堂書店、1988 年

84) 神奈川県立金沢文庫:金沢文庫資料全書 第九巻 寺院指図篇、便利堂、1988 年 03

85) 山岸常人:中世寺院社会と仏堂、塙書房、1990 年

86) 小泉袈裟勝 : 図解単位の歴史辞典、柏書房〔新装版〕、1991 年

87) 張起仁:韓国建築辞典 韓国建築大系 4、普成閣、1993 年

88) 張起仁:木造 韓国建築大系 5、普成閣、1993 年

89) 金東賢:韓国木造建築の技法、發言、1993 年

90) 日本大百科辞典、小学館、1994 年

91) 日本史大事典、平凡社、1994 年

92) doosan 百科事典、doosan、1996 年

93) 伝統寺院総書 : 全羅北道の伝統寺院 , 寺院文化研究院 ,1997 年

94) 藤井恵介:密教建築空間論、中央公論美術出版、1998 年

95) 大森健二 : 社寺建築の技術―中世を主とした歴史・技法・意匠、理工学社、1998 年

96) 国史大辞典編集委員会:国史大辞典、吉川弘文館、1999 年

97) 文化庁、大脇 潔:日本の美術 (No.392)、至文堂、1999 年

98) 濱島正士:日本仏塔集成、中央公論美術出版、2001 年

99) 後藤治:日本建築史、共立出版、2003 年

100) 山岸常人:塔と仏堂の旅、朝日新聞社、2005 年

101) 国慶華:中国木造建築の構造、トンニョク、2006 年

102) 尹洪璐:伝統建築の修理と整備、文化財保護財團、2006

103) 張憲德:木造建築の構成、文化財保護財團、2006 年

104) 浜島一成:中世日本建築工匠史、相模書房、2006 年

105) 太田博太郎、藤井恵介、宮本長二郎、上野勝久、丸山茂、松崎照明、平山育男、後藤治、藤田盟児、光井渉、大野敏、中谷礼仁、松隈洋:日本建築様式史、美術出版社、2010 年

106) 関口欣也:中世禅宗様建築の研究―関口欣也著作集、中央公論美術出版、2010 年

107) 中村達太郎、太田博太郎、稲垣栄三:日本建築辞彙、中央公論美術出版:新訂版、2011 年

108) 林南壽:古代韓国の仏堂の機能と形式、美術史学、Vol.25、2011 年

109) 溝口明則、法隆寺建築の設計技術、術鹿島出版会、2012 年

110) 木砕之注文研究会:木砕之注文、中央公論美術出版、2013 年

111) 太田博太郎、澤村仁:日本建築史基礎資料集成〈5〉仏堂 2、中央公論美術出版、2006 年 12

■修理工事報告書・修理調査報告書

・日本

112) 重要文化財洞春寺観音堂修理委員会編:重要文化財洞春寺観音堂修理工事報告書、重要文化財洞春寺観音堂修理委員会、1951 年 05

113) 重要文化財遠照寺釈迦堂修理委員会 : 遠照寺釈迦堂修理工事報告書、重要文化財遠照寺釈迦堂修理委員会、1955 年

114) 重要文化財最恩寺仏殿修理委員会:重要文化財最恩寺仏殿修理工事報告書、重要文化財最恩寺仏殿修理委員会、1960 年

115) 神奈川県教育委員会編:円覚寺舎利殿修理工事報告書、神奈川県教育委員会、1968 年

116) 奈良県教育委員会事務局文化財保存事務所編:唐招提寺金堂修理工事報告書、奈良県教育委員会、2009 年 12

・韓国

117) 江原道: 江原道指定文化財—壽陀寺大寂光殿、江原道、1988 年

118) 江原道:江原道指定文化財— 龜龍寺大雄殿、江原道、1988 年

119) 清道郡:雲門寺大雄寶殿実測調査報告書、清道郡、1988 年

120) ソウル市:興天寺極楽寶殿実測調査報告書、ソウル市、1988 年

121) ソウル市:華溪寺大雄殿実測調査報告書、ソウル市、1988 年

122) 江原道:江原道指定文化財—新興寺大雄殿、江原道、1988 年

123) 江原道:江原道指定文化財—普賢寺大雄殿、江原道、1988 年

124) 江原道: 江原道指定文化財—壽陀寺大寂光殿、江原道、1988 年

125) 江原道:江原道指定文化財— 龜龍寺大雄殿、江原道、1988 年

126) ソウル市:奉元寺大雄殿実測調査報告書、ソウル市、1990 年

127) 文化財廳:新興寺大光殿修理報告書、文化財廳、1994 年

128) 釜山市:梵魚寺大雄殿実測調査報告書、釜山市、1995 年

129) 文化財廳:祇林寺大寂光殿解体実測調査報告書、慶州市、1997 年

130) 文化財廳:禪雲寺懺堂庵大雄殿、文化財廳、1999 年

131) 江原道:江原道指定文化財—報德寺極楽寶殿、江原道、2000 年

132) 文化財廳:佛影寺大雄寶殿実測調査報告書、文化財廳、2000 年

133) 文化財廳:長水鄕校大成殿実測調査報告書、文化財廳、2001 年

134) 文化財廳:金山寺修理報告書、文化財廳、2001 年

135) 文化財廳:觀龍寺大雄殿修理報告書、文化財廳、2002 年

136) 文化財廳:佛會寺大雄殿実測調査報告書、文化財廳、2002 年

137) 文化財廳:崇林寺普光殿修理報告書、文化財廳、2002 年

138) 文化財廳:栗谷寺大雄殿解體補修工事報告書、文化財廳、2003 年

139) 江原道:江原道指定文化財—靈隱寺大雄寶殿、江原道、2003 年

140) 京畿道:京畿道指定文化財—石南寺大雄殿、京畿道、2003 年

141) 安東市:鳳停寺大雄殿解體修理工事報告書安東市、安東市、2004 年

142) 文化財廳:銀海寺百興庵極樂殿、文化財廳、2004 年

143) 文化財廳:佛甲寺大雄殿修理報告書、文化財廳、2004 年

144) 文化財廳:仙巖寺大雄殿実測調査修理工事報告書、文化財廳、2004 年

145) 文化財廳:無爲寺極楽殿実測調査報告書、文化財廳、2004 年

146) 文化財廳:高山鄕校大成殿実測修理報告書、文化財廳、2005 年

147) 文化財廳:桐華寺大雄殿、文化財廳、2005 年

148) 文化財廳:法住寺大雄殿実測調査報告書、文化財廳、2005 年

149) 文化財廳:開目寺圓通殿精密実測調査報告書、文化財廳、2007 年

150) 扶安郡:開巖寺大雄寶殿修理・実測調査報告書、扶安郡、2007 年

151) 文化財廳:開心寺大雄殿修理・実測報告書、文化財廳、2007 年

152) 京畿道:京畿道指定文化財—奉国寺大光明殿、京畿道、2007 年

153) 文化財庁:傳燈寺大雄寶殿・藥師殿精密実測報告書、文化財庁、2008 年

154) 江原道:江原道指定文化財—上院寺大雄殿、江原道、2009 年

155) 文化財廳:華嚴寺覺皇殿実測調査報告書、文化財廳、2009 年

156) 文化財廳: 鳳停寺華嚴講堂精密実測報告書上・下、文化財廳、2010 年

157) 京畿道:京畿道指定文化財—興國寺大雄寶殿、京畿道、2010 年

158) 文化財廳:法住寺圓通寶殿実測・修理報告書、文化財廳、2010 年

159) 文化財廳:美黄寺大雄殿精密実測調査報告書、文化財廳、2011 年

160) 文化財廳:無量寺極樂殿修理報告書、文化財廳、2011 年

161) 文化財廳:威鳳寺普光明殿精密実測調査報告書、文化財廳、2012 年

162) 文化財廳:來蘇寺大雄寶殿実測調査報告書、文化財廳、2012 年

163) 文化財廳:麻谷寺大雄寶殿精密実測調査報告書、文化財廳、2012 年

164) 文化財廳:大非寺大雄殿精密実測調査報告書、文化財廳、2012 年

165) 文化財廳:花巖寺極楽殿精密実測調査報告書、文化財廳、2013 年

166) 文化財廳:法住寺捌相殿精密実測調査報告書、文化財廳、2013 年

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