書き出し
「総合的な探究の時間」実施に係る基礎的実態調査
概要
高等学校学習指導要領が平成 30 年に改訂され、従来の「総合的な学習の時間」という名称が、「総合的な探究の時間」に変更された。従来から、教科・科目等の枠を超えた横断的・総合的な学習とすることと同時に、探究的な学習を主体的・協働的に実施することが重要であるとしてきた。今回の改訂では、探究的な学習を実現するため、「①課題の設定→②情報の収集→③整理・分析→④まとめ・表現」の探究のプロセスをより明確に示した。各学校で、探究の充実が求められる中、全県立高等学校、中等教育学校 138 校のうち、35 校を抽出してアンケート調査を実施し、学校の実態を把握するとともに、教育課程の改善に向けて提案した。