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木曽保健所精神障がい者デイケアの現状と今後の方向性について

原, 菜々子 北原, 弘子 小板橋, 尚子 片桐, 志帆 熊井, 美桜 北原, 伊吹 西垣, 明子 信州大学

2023.08.22

概要

演題登録 03-1
演題登録 03-1

Shinshu Journal of Public Health Vol. 18 No. 1, August 2023

演題登録
03-1
木曽保健所精神障がい者デイケアの現状と今後の方向性につい演題登録

03-1
   木曽保健所精神障がい者デイケアの現状と今後の方向性について
03-1 木曽保健所精神障がい者デイケアの現状と今後の方向性について

原菜々子、北原弘子、小板橋尚子、片桐志帆、熊井美桜、北原伊吹、西垣明子
原菜々子、北原弘子、小板橋尚子、片桐志帆、熊井美桜、北原伊吹、西垣明子
原菜々子、北原弘子、小板橋尚子、片桐志帆、熊井美桜、北原伊吹、西垣明子
(長野県木曽保健所)

曽保
保健
健所
所精
精神
神障
障が
がい
い者

デイ
イケ
ケア
アの
の現
現状
状と
と今
今後
後の
の方
方向
向性
性に
につ
つい
いて




(長野県木曽保健所)
(長野県木曽保健福祉事務所)
キーワード:精神障がい者、デイケア、45 年目、新たな居場所
原菜々子、北原弘子、小板橋尚子、片桐志帆、熊井美桜、北原伊吹、西垣明子
原菜々子、北原弘子、小板橋尚子、片桐志帆、熊井美桜、北原伊吹、西垣明子
キーワード:精神障がい者、デイケア、45 年目、新たな居場所
キーワード:精神障がい者、デイケア、45
年目、新たな居場所
要旨:木曽保健所の精神障がい者デイケアは昭和
53 年から開始され、令和 5 年度で 45 年目を迎え
(長野県木曽保健所)
(長野県木曽保健所)
要旨:木曽保健所の精神障がい者デイケアは昭和
53 年から開始され、令和 5 年度で 45 年目を迎え
た。近年、参加者の固定化や新規参加者の減少が課題であったため、過去の経緯等を振り返り、今
キーワード:精神障がい者、デイケア、45
年目、新たな居場所
要旨:木曽保健所の精神障がい者デイケアは昭和
53 年から開始され、令和
5 年度で 45 年目を迎えた。
キーワード:精神障がい者、デイケア、45
年目、新たな居場所
た。近年、参加者の固定化や新規参加者の減少が課題であったため、過去の経緯等を振り返り、今
後の支援の方向性を検討した。参加者数減少の理由として、交通アクセスが不便なこと、参加者の
近年、参加者の固定化や新規参加者の減少が課題であったため、過去の経緯等を振り返り、今後の支援
要旨:木曽保健所の精神障がい者デイケアは昭和
53 年から開始され、令和
年から開始され、令和 55 年度で
年度で 45
45 年目を迎え
年目を迎え
要旨:木曽保健所の精神障がい者デイケアは昭和
53
後の支援の方向性を検討した。参加者数減少の理由として、交通アクセスが不便なこと、参加者の
の方向性を検討した。参加者数減少の理由として、交通アクセスが不便なこと、参加者の年齢層の高齢
年齢層の高齢化により若い年代が参加しにくいこと、関係機関への周知が十分でないこと等が考え
た。近年、参加者の固定化や新規参加者の減少が課題であったため、過去の経緯等を振り返り、今
た。近年、参加者の固定化や新規参加者の減少が課題であったため、過去の経緯等を振り返り、今
年齢層の高齢化により若い年代が参加しにくいこと、関係機関への周知が十分でないこと等が考え

化により若い年代が参加しにくいこと、関係機関への周知が十分でないこと等が考えられた。それらの課
られた。それらの課題に対応する運営方法や内容を検討し、今年度新たな取組を行う予定である。
後の支援の方向性を検討した。参加者数減少の理由として、交通アクセスが不便なこと、参加者の
後の支援の方向性を検討した。参加者数減少の理由として、交通アクセスが不便なこと、参加者の
られた。それらの課題に対応する運営方法や内容を検討し、今年度新たな取組を行う予定である。
題に対応する運営方法や内容を検討し、今年度新たな取組を行う予定である。小規模町村で構成される
小規模町村で構成される当圏域においては、地域全体で居場所づくりに取り組んでいくことが重要
年齢層の高齢化により若い年代が参加しにくいこと、関係機関への周知が十分でないこと等が考え
年齢層の高齢化により若い年代が参加しにくいこと、関係機関への周知が十分でないこと等が考え
小規模町村で構成される当圏域においては、地域全体で居場所づくりに取り組んでいくことが重要
当圏域においては、地域全体で居場所づくりに取り組んでいくことが重要と考えられた。

と考えられた。
られた。それらの課題に対応する運営方法や内容を検討し、今年度新たな取組を行う予定である。
られた。それらの課題に対応する運営方法や内容を検討し、今年度新たな取組を行う予定である。
と考えられた。
小規模町村で構成される当圏域においては、地域全体で居場所づくりに取り組んでいくことが重要
小規模町村で構成される当圏域においては、地域全体で居場所づくりに取り組んでいくことが重要
A.
目的
年度別参加者は 6~10 名で推移していた。
と考えられた。
A.目的
年度別参加者は 6~10 名で推移していた。
と考えられた。
A.目的
 居住地別では、木曽町、上松町、木祖村、大
木曽保健所の精神障がい者デイケア(以下デイ
居住地別では、木曽町、上松町、木祖村、大桑
 木曽保健所の精神障がい者デイケア(以下デ
木曽保健所の精神障がい者デイケア(以下デイ 桑村からは参加していたが、南木曽町、王滝村
居住地別では、木曽町、上松町、木祖村、大桑
ケア)は、昭和
53

6
月から開始された。同様の
村からは参加していたが、南木曽町、王滝村から

目的

年度別参加者は 6~10
6~10 名で推移していた。
名で推移していた。
イケア)は、昭和
月から開始された。同
からの参加はなかった。新規参加者は毎年
0~1
AA.

年度別参加者は
ケア)は、昭和
5353年年66月から開始された。同様の
村からは参加していたが、南木曽町、王滝村から
事業は県内
10 圏域で行われていたが、段階的に
様の事業は県内
圏域で行われていたが、段階
木曽保健所の精神障がい者デイケア(以下デイ
木曽保健所の精神障がい者デイケア(以下デイ
事業は県内
1010圏域で行われていたが、段階的に
的に縮小され、平成
25月から開始された。同様の
年度末をもって県事業と
縮小され、平成
年度末をもって県事業として
ケア)は、昭和
5325年

ケア)は、昭和
53
月から開始された。同様の
縮小され、平成
2566年度末をもって県事業として

の参加はなかった。新規参加者は毎年
0~1 名だ
名だった(図1)

居住地別では、木曽町、上松町、木祖村、大桑
居住地別では、木曽町、上松町、木祖村、大桑
の参加はなかった。新規参加者は毎年
0~1 名だ
(2)参加開始時の年齢と平均利用期間
った(図1)。
村からは参加していたが、南木曽町、王滝村から
村からは参加していたが、南木曽町、王滝村から
った(図1)。

しての予算化は終了した。木曽保健所では県内
の予算化は終了した。
木曽保健所では県内で唯一
事業は県内
10 圏域で行われていたが、段階的に
圏域で行われていたが、段階的に
事業は県内
10
の予算化は終了した。
木曽保健所では県内で唯一
で唯一ゼロ予算で継続しており、現在は、週
1
ゼロ予算で継続しており、
現在は、週 1 回実施し、
縮小され、平成
25 年度末をもって県事業として
年度末をもって県事業として
縮小され、平成
25
ゼロ予算で継続しており、
現在は、週 1 回実施し、

 参加者は実人員
4 名)

(の参加はなかった。新規参加者は毎年
2)参加開始時の年13齢名(男性
と平均利9用名、女性
期間 0~1
の参加はなかった。新規参加者は毎年
0~1
名だ
名だ
(2)参加開始時の年齢と平均利用期間
参加開始時の平均年齢は 35.6 歳(22 ~ 58 歳)で、
った(図1)。
2 0代 5 名
3 0代 4 名
4 0代 2 名 5 0代 2 名
った(図1)。

6の予算化は終了した。
名が利用している。近年、参加者の固定化や新
の予算化は終了した。
木曽保健所では県内で唯一
木曽保健所では県内で唯一
6 名が利用している。近年、参加者の固定化や新
固定化や新規参加者の減少が課題となっている
規参加者の減少が課題となっているため、
新たな
ゼロ予算で継続しており、
現在は、週
週 11 回実施し、
回実施し、
ゼロ予算で継続しており、
現在は、
規参加者の減少が課題となっているため、
新たな


)参
参加
加開

始時
時の
の年

齢と
と平
平60%
均利
利用
用期
期80%

0%)
20%
40%
((2




0%
20%
40%
60%
80%

回実施し、6 名が利用している。近年、参加者の

ため、新たな取り組みを行うにあたって現状と

取り組みを行うにあたって現状と課題を明確に
名が利用している。近年、参加者の固定化や新
66 名が利用している。近年、参加者の固定化や新
取り組みを行うにあたって現状と課題を明確に
課題を明確にし、今後の方向性を検討した。
し、今後の方向性を検討した。
規参加者の減少が課題となっているため、
新たな
規参加者の減少が課題となっているため、
新たな
B.方法
し、今後の方向性を検討した。
B 平成
.方法30 年度から令和 5 年度(5 月末まで)の
取り組みを行うにあたって現状と課題を明確に
取り組みを行うにあたって現状と課題を明確に
B.方法
平成
30 年度から令和 5 年度(5 月末まで)の 5
5し、今後の方向性を検討した。

2 か月の活動記録を用いて、参加者数の推移、
し、今後の方向性を検討した。
平成
30 年度から令和 5 年度(5 月末まで)の 5

平均年齢、居住地、紹介者、平均利用期間等の

2方か月の活動記録を用いて、参加者数の推移、


BB.
年方
2法
か月の活動記録を用いて、参加者数の推移、
情報を一覧にまとめて比較した。また、町村デ
平均年齢、居住地、紹介者、平均利用期間等の情
平成 30
30 年度から令和
年度から令和 55 年度(5
年度(5 月末まで)の
月末まで)の 55
平成
平均年齢、居住地、紹介者、平均利用期間等の情
イケア開始や廃止の経緯について、町村保健師
報を一覧にまとめて比較した。また、町村デイケ
年報を一覧にまとめて比較した。また、町村デイケ
か月の活動記録を用いて、参加者数の推移、

22 か月の活動記録を用いて、参加者数の推移、
から聞き取りを行った。
ア開始や廃止の経緯について、
町村保健師から聞
平均年齢、居住地、紹介者、平均利用期間等の情
平均年齢、居住地、紹介者、平均利用期間等の情
ア開始や廃止の経緯について、町村保健師から聞
C.結果

き取りを行った。
報を一覧にまとめて比較した。また、町村デイケ
報を一覧にまとめて比較した。また、町村デイケ
き取りを行った。
(1)年度別・居住地別・新規参加者数の推移
Cア開始や廃止の経緯について、

結果
ア開始や廃止の経緯について、
町村保健師から聞
町村保健師から聞
C.結果
 年度別参加者は
6 ~ 10 名で推移していた。

20代 75名
3 0代 4 名
20 ~ 30 代が
割を占めた(図
2)。 40代

図 2 参加開始時の年代
図 2 22参加開始時の年代
代 55名

代 44名

00代
3300代
0%
0%

20%
20%

40%
40%

60%
60%

100%
100%

代 22名

代 22名
名 5500代
4400代
80%
80%

100%
100%

13 名(男性 9 名、女性 4 名)、
図参加者は実人員
2 参加者は実人員
参加開始時の年代

2
参加開始時の年代
13 名(男性 9 名、女性 4 名)、
参加開始時の平均年齢は 35.6 歳(22~58 歳)
参加開始時の平均年齢は 35.6 歳(22~58 歳)
で、20~30
7 割を占めた(図
2)。 27
 令和
5 年 代が
5 月末時点の参加期間は最長
年、
参加者は実人員
13
名(男性 99 名、女性
名、女性
名)、
参加者は実人員
名(男性
で、20~30
代が 13
7 割を占めた(図
2)。 44 名)、
20年以上
最短 1 年で、平均参加期間は
年 7 か月(中央
参加開始時の平均年齢は
35.6 8歳(22~58
歳(22~58
歳)
参加開始時の平均年齢は
35.6
歳)
20年以上
15年以上20年未満
値 615年以上20年未満
年)だった(図
3)。
で、20~30
代が 77 割を占めた(図
割を占めた(図
2)。
10年以上15年未満
で、20~30
代が
2)。
10年以上15年未満
5年以上10年未満
20年以上
5年以上10年未満
20年以上
0年以上5年未満
15年以上20年未満
0年以上5年未満
15年以上20年未満

10年以上15年未満 0
10年以上15年未満
図5年以上10年未満
3 利用期間
0
図3 利用期間
5年以上10年未満

2

4

2

6

4

(名)6
(名)

0年以上5年未満

0年以上5年未満
令和
5 年 5 月末時点の参加期間は最長 27 年、
令和 5 年 5 月末時点の参加期間は最長 27 年、
0
2
4
6
0
2
4
6
図33 1利用期間
利用期間
(名)
最短
年で、平均参加期間は
8 年 7 か月(中央値

(名)
最短 1 年で、平均参加期間は 8 年 7 か月(中央値
6 令和
年)だった(図
3)。
令和
年 55 月末時点の参加期間は最長
月末時点の参加期間は最長
27 年、
年、
55 年
27
6 年)だった(図
3)。

(き取りを行った。
1)年度別・居住地別・新規参加者数の推移
き取りを行った。
(1)年度別・居住地別・新規参加者数の推移
.結
結果

CC.

(3)11参年で、平均参加期間は
加のきっかけとなった紹年
介者か月(中央値
(3)参加のきっかけとなった紹介者
最短
最短
(3)年で、平均参加期間は
参加のきっかけとなっ88た年
紹77介か月(中央値

年)だった(図 3)。
3)。
66 年)だった(図

1))年
年度
度別
別・
・居
居住
住地
地別
別・
・新
新規
規参
参加
加者
者数
数の
の推
推移

((1

6

3

3))参
参加
加の
のき
き6っ
っか
かけ
けと
とな
なっ
った
た3紹
紹介
介者

((3
0%

0%

3

3

1

1

20%
20%

40%
40%

60%
60%

80%
80%

100%
100%

20%
20%

40%
40%

60%
60%

80%
80%

100%
100%

町村保健師等 地域移行支援Co 主治医 保健所保健師
町村保健師等
地域移行支援Co
主治医 3
3保健所保健師
66
33
11
図4 紹介者
図4 紹介者

図1 参加者数の推移
図1 参加者数の推移

0%
0%

図1
1 参加者数の推移
参加者数の推移


2 名 5 0代 2 名

46

町村保健師等 地域移行支援Co
地域移行支援Co 主治医
主治医 保健所保健師
保健所保健師
町村保健師等

4
紹介者
信州公衆衛生雑誌 Vol. 18 No. 1, August 2023
図4 紹介者

Shinshu Journal of Public Health Vol. 18 No. 1, August 2023

演題登録 03-1

 参加のきっかけは、町村保健師からの紹介が
参加のきっかけは、町村保健師からの紹介が
最も多く、次いで、障がい者総合支援センター
最も多く、次いで、障がい者総合支援センター

 一方で、現在の参加者の平均利用期間は
10 年
の固定化と高齢化がみられたため、
若い人が新た
演題登録
03-1
以上と長く、平均年齢は 51.2 歳であり、参加者
に参加しやすい運営方法や内容の検討が必要と

職員、主治医からの紹介が多かった(図 4)。
(4)年度別実施回数、平均参加者数
(4参加のきっかけは、町村保健師からの紹介が
)年度別実施回数、平均参加者数

考えられた。
たに参加しやすい運営方法や内容の検討が必要
の固定化と高齢化がみられたため、
若い人が新た
また、デイケアへの参加のきっかけは、町村保

職員、主治医からの紹介が多かった(図 4)。

 令和 2 ~ 4 年度は新型コロナウイルス感染症
最も多く、次いで、障がい者総合支援センター
8 (名)
(回) 50
の影響で実施回数・平均参加者数ともに減少し

職員、主治医からの紹介が多かった(図
4)。
40
6.4
6
た(図 5)。

5.2

(4)30
年度別実施回数、平均4.6
参加者数
50
(回)20
10
40
0
30
20
図5

10

4.8

4.1

4
8 (名)
35
31
35
46
47
2
6.4
6
5.2
0
4.8
4.6
4
H30
R1
R2
R3 4.1 R4
35
31
35
46 実施回数
47
平均参加者数
2

実施回数と平均参加者数

0

0

の固定化と高齢化がみられたため、若い人が新

と考えられた。
に参加しやすい運営方法や内容の検討が必要と
健師、
相談支援センター職員からの紹介によるも
 また、デイケアへの参加のきっかけは、町村
考えられた。
のが多いことが改めて確認された。支援者から対
保健師、相談支援センター職員からの紹介によ

また、デイケアへの参加のきっかけは、町村保
象者に適切な情報提供を行って新規参加を促す
るものが多いことが改めて確認された。支援者
健師、相談支援センター職員からの紹介によるも
ためには活動の様子を知ってもらうことが重要
から対象者に適切な情報提供を行って新規参加

のが多いことが改めて確認された。
支援者から対
を促すためには活動の様子を知ってもらうこと
であり、今後、支援者に向けたデイケア活動の報
象者に適切な情報提供を行って新規参加を促す
が重要であり、今後、支援者に向けたデイケア
告会を実施予定である。
ためには活動の様子を知ってもらうことが重要
活動の報告会を実施予定である。
年度別実施回数は、新型コロナウイルス感染症
 年度別実施回数は、新型コロナウイルス感染
であり、今後、支援者に向けたデイケア活動の報
の影響で令和 2 年度以降は例年の 7 割程度にと

影響で実施回数・平均参加者数ともに減少した

症の影響で令和 2 年度以降は例年の 7 割程度に
告会を実施予定である。
どまり、平均参加者数も
5 名を下回った。再開時
とどまり、平均参加者数も
5 名を下回った。再
年度別実施回数は、
新型コロナウイルス感染症
には、「日中の居場所が無く困った」という声が

(図 5)。
(5令和
)町村2~4
デイ年度は新型コロナウイルス感染症の
ケアの実施状況

の影響で令和 2 年度以降は例年の 7 割程度にと
聞かれ、デイケアの必要性が再確認された。一方
声が聞かれ、デイケアの必要性が再確認された。
どまり、平均参加者数も
5 名を下回った。再開時
で、
他施設への通所等によりデイケア参加を中止

影響で実施回数・平均参加者数ともに減少した
これまで 55 つの町村でデイケアが実施されて
 これまで
つの町村でデイケアが実施されて
(図
5)。
いたが、現在も継続しているのは木祖村のみだ
いたが、
現在も継続しているのは木祖村のみだっ

には、「日中の居場所が無く困った」という声が
する人もいた。
を中止する人もいた。
聞かれ、デイケアの必要性が再確認された。一方
 町村別の参加者は、会場に近い木曽町・上松
町村別の参加者は、会場に近い木曽町・上松町

(った(表1)
5)町村デイ。廃止の理由として、送迎を担う役
ケアの実施状況
た(表1)。廃止の理由として、送迎を担う役場職
これまで 5 つの町村でデイケアが実施されて
場職員や運営に携わる保健師の人手不足、参加
員や運営に携わる保健師の人手不足、
参加者の減

で、
他施設への通所等によりデイケア参加を中止
町からが多く、会場が遠く交通アクセスが不便
からが多く、
会場が遠く交通アクセスが不便な南
する人もいた。
な南木曽町・王滝村からの参加者はいなかった。
木曽町・王滝村からの参加者はいなかった。これ

きたこと等が挙げられた。
員や運営に携わる保健師の人手不足、
参加者の減
が挙げられた。
少の他、地域活動支援センター
・グループホーム・
南木曽町

理由から困難と考えられるため、令和 5 年度は、
木曽町・王滝村からの参加者はいなかった。これ
難と考えられるため、令和
5 年度は、NPO法人
NPO法人等と協働して木祖村、上松町、南木
まで、
5つの町村でデイケア開催実績はあったが、
等と協働して木祖村、上松町、南木曽町に新たな

H30

R1

R2

R3

R4

令和 2~4 年度は新型コロナウイルス感染症の
実施回数

図5

平均参加者数

実施回数と平均参加者数

(5)町村デイケアの実施状況

者の減少の他、地域活動支援センター・グルー
いたが、
現在も継続しているのは木祖村のみだっ
少の他、
地域活動支援センター
・グループホーム・
プホーム・作業所等といった新たな居場所がで
た(表1)。廃止の理由として、送迎を担う役場職
作業所等といった新たな居場所ができたこと等

木曽町

大桑村

上松町

H22

H27

木祖村

作業所等といった新たな居場所ができたこと等
開始
H16
H10
H18
H14
廃止
H24
が挙げられた。

南木曽町
木曽町
表1 町村デイケアの開催状況
大桑村

継続中

上松町

木祖村

開考
始察
D.

H16

H10

H18

H14

廃止

H24

H22

H27

継続中

木曽は精神科病床が無く、精神科常勤医も不在
D.考察
表1 町村デイケアの開催状況
 木曽は精神科病床が無く、精神科常勤医も不
で、デイケアを行う医療機関もない圏域である。
D在で、デイケアを行う医療機関もない圏域である。

考察
一方で、精神通院医療受給認定者は平成
30 年

木曽は精神科病床が無く、
精神科常勤医も不在
30 年5
に 一方で、精神通院医療受給認定者は平成
278
人だったが、令和 2 年には
344 人、令和
に 278 人だったが、令和 2 年には 344 人、令和 5
で、デイケアを行う医療機関もない圏域である。
年には
360 人と増加しており、居場所のニーズは
年には
360 人と増加しており、居場所のニーズ
一方で、精神通院医療受給認定者は平成
30 年
増えていると考えられる。
は増えていると考えられる。
にデイケアの参加状況等を調べたところ、
278 人だったが、令和 2 年には 344 人、令和
参加開5
 デイケアの参加状況等を調べたところ、参加

開時には、「日中の居場所が無く困った」という
一方で、他施設への通所等によりデイケア参加

これまで、5つの町村でデイケア開催実績はあ
町村別の参加者は、会場に近い木曽町・上松町
まで、
5つの町村でデイケア開催実績はあったが、
ったが、小規模町村単独での開催は、人員等の
からが多く、
会場が遠く交通アクセスが不便な南
小規模町村単独での開催は、
人員等の理由から困

曽町に新たな居場所の設置を予定している。 ...

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