Density and Maturity of Peritumoral Tertiary Lymphoid Structures in Oesophageal Squamous Cell Carcinoma Predicts Patient Survival and Response to Immune Checkpoint Inhibitors

概要

Title

Density and Maturity of Peritumoral Tertiary
Lymphoid Structures in Oesophageal Squamous Cell
Carcinoma Predicts Patient Survival and Response
to Immune Checkpoint Inhibitors

Author(s)

林, 芳矩

Citation

大阪大学, 2023, 博士論文

Version Type
URL

https://hdl.handle.net/11094/92894

rights

Note

やむを得ない事由があると学位審査研究科が承認した
ため、全文に代えてその内容の要約を公開していま
す。全文のご利用をご希望の場合は、 href="https://www.library.osakau.ac.jp/thesis/#closed">大阪大学の博士論文につい
てをご参照ください。

Osaka University Knowledge Archive : OUKA
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/
Osaka University

[Format-H07]

論文審査の結果の要旨及び担当者
（申請者氏名）

林

芳矩

（職）

氏

名

主

査

大阪大学教授

署

名

副

査

大阪大学教授

署

名

副

査

大阪大学教授

署

名

論文審査担当者

論文審査の結果の要旨
本研究では三次リンパ様構造

と呼ばれる異所性リンパ組織の食道扁平上皮癌における臨床病理学的意義を検討

している。術前無治療の食道扁平上皮癌手術標本の組織学的検討により腫瘍辺縁

の発現性と成熟性を定量的に評価

し、

の高発現が独立予後予測因子となるほか、浅い腫瘍病勢や良好な血清栄養指標と関連することを示した。また

成熟

のみが良好な予後に寄与することを示し、多重蛍光免疫染色とその画像解析による構成細胞分析にて、成熟

周囲に

陽性形質細胞が集積することを見出した。また術後再発に対して抗

初回手術標本を用いて腫瘍辺縁

を評価したところ、

抗体治療を施行した

が免疫チェックポイント阻害剤治療の治療予測バイオマーカーとなる可能性を示した。
よって、本研究は学位の授与に値すると考える。

例の原発巣

高発現が良好な治療効果や予後と関連を認め、腫瘍辺縁