牛枝肉横断面の画像解析技術とその応用
概要
牛枝肉横断面の画像解析技術とその応用
著者
雑誌名
巻
号
ページ
発行年
URL
口田 圭吾
食肉の科学
58
2
145-149
2017
http://id.nii.ac.jp/1588/00004597/
食肉の科学 V
o
l
.
5
8
,No.2(
2
0
1
7
)1
4
5
1
4
9
【解説】
午枝肉横断面の画像解析技術とその応用
口田圭吾
帯広畜産大学
教授,一般社団法人ミート・イメージ
ジャパン
副理事長
キーワード:画像解析,新細かさ指数,脂肪交雑
牛枝肉横断面に対する画像解析と写真による脂肪交雑
ため,様々な画像解析形質を正確に得ることができる。
基準
脂肪交雑に関する画像解析技術も,ロース芯内の脂肪
1988年 4月に牛枝肉取引規格は総合評価式から歩
面積割合だけでなく,霜降りのあらさや細かさといった
留等級と肉質等級による分離評価方式の規格に改正さ
脂肪交雑の形状,詳細な肉色,脂肪色なども計測可能
れシリコン樹脂でできた畜試式模型における牛脂肪交
とする装置である。ミラー型撮影装置は, 2005年に開
雑基準(BeefM
a
r
b
l
i
n
gS
t
a
n
d
a
r
d;BMSNo.
)をベース
発されて以降,国内に 1
5台,海外に 1
0台以上の販売
とした脂肪交雑の判定が開始された。当時の技術では
シリコン模型に小ザシを入れることができなかったた
実績があり,脂肪交雑を正確に評価するためのスタン
ダードなデ〉てイスとなっている O
め
, 2008年に各 BMSナンバーごとに参照用写真を作
われわれの研究室ではミラー型撮影装置を地元の枝
成し, 2014年には脂肪面積割合や小ザシの程度を数
値化した新細かさ指数 を等差的に配置するなど改良を
肉市場などの機会に利用し,これまでに数万頭の枝肉
横断面画像を撮影してきた。蓄積されたデータをフノレに
行った参照用写真を作成し,現在に至っている O BMS
使い,画像解析形質を用いた BMSナンバー判定に関
ナンバーが脂肪面積割合と新細かさ指数との組み合わ
せにより評価可能であることについては,筆者と日本食
2
.
0
肉格付協会により知財化され, 2016年に特許が成立し
1
.
5
1
.
0
た(特許第 6032640号)。また,新細かさ指数は,人
聞が感じる脂肪交雑の小ザ、
シの程度を精度良く評価可
能な数値である。
小ザシは重要な和牛の特質であると考えられている
が,格付明細をベースに改良を行っている上で、
は,小ザ
シの改良は不可能である。図 1はロース芯内脂肪交雑
垣
(口)指肪交雑量の遺伝的趨勢
(
・)小ザシの遺伝的趨勢
拒 0.5
3
:0.0
学−0
.
5
誌
l
.
0
1
.
5
の面積割合と新細かさ指数がどのように遺伝的に改良
されているかを示したものであるが I) BMSナンバーを
1970
ベースに改良を行っている現状においては,小ザシより
1980
1990
種牛誕生年
2000
図 1 種牛の誕生年ごとの改良スピードの推移
も霜降りの量の改良のペースが速いことが確認できた。
すなわち,現在のように BMSナンバーを規準とした改
良を行っていくと,霜降りの形状が粗くなってしまうこと
を示しており,ロース芯の高精細画像の収集とその育種
改良への活用が求められている。
われわれの最近の研究成果は,旧北海道立工業試
験場,早坂理工株式会社(本社:札幌市)との共同研
究により開発されたミラー型牛枝肉横断面撮影装置
(以下,ミラー型撮影装置)の寄与が大きい(図 2)。こ
の装置は,撮影距離,撮影角度,撮影照明を一定に制
御された枝肉横断面の高精細画像を撮影可能である
図 2 ミラー型牛枝肉横断面撮影装置と得られた高精細デジ
タノレ画像
一 1
4
5-
食 肉の 科 学 V
o
l
.
5
8 No.
2(
2
0
1
7
)
する研究,細かい脂肪交雑粒子(いわゆる小ザシ)が
枝肉単価に与える影響に関する研究,小ザシとアラザ
シをしゃぶしゃぶで、食したときの食味特性の違いなど数
均値を推定 BMSN
o
.とした。
図 3に推定 BMSNo.のマトリックスを示した。脂肪
面積割合が同等の場合,新細かさ指数(NewF
i
n
e
n
e
s
s
多くの研究がなされてきた。ここでは,特徴的な研究成
I
n
d
e
x
:NFI)が高くなるにつれて BMSNo.が高く評価さ
れる傾向が認められた。たとえば,脂肪面積割合が
55%の場合, NFIが 6
7以下の場合 BMS6,NFIが 67
∼76の 場 合 BMS7,NFIが 76∼96の 場 合 BMS8,
NFIが 9
6以上の場合 BMS9と判定されている例が多
いことが確認される。もちろん,ロース芯内に脂肪交雑
がどのように分布しているかなどの評価項目はあるが,
脂肪面積割合と新細かさ指数との組み合わせにより,
かなりの精度で BMSナンバーを評価可能となってきた。
果を示す。
画像解析による BMSナンバー判定に関する研究
2
0
0
5年から 2015年までに北海道内の枝肉市場に上
場された黒毛和種 2
3
,
9
1
4頭の格付による BMSナン
バーおよび画像解析形質から脂肪面積割合と新細かさ
指数を材料とした。横軸に脂肪面積割合,縦軸に新細
かさ指数を設定したマトリックスを作成し,それらの組合
せにおいて個体数が 5頭以上存在する BMSNo.の平
rot
dnυ
4U
o
、
,r
U明9mmmmωωω
3
99090000090lHm
〆
O
J
d
d
d
ぷ
氏
ぷ
ぷ
,l
ぷ
e
,I
−
3A
。
!︷
i il︷
2
ωωω
i i ji i ji
,I
・1 11 ’lω
’﹄・ 1 ・l’l
r
o8 9 9 8 9 0 9 9 9 0 0 9 0 0 9 9 0 ω
0i’
0l’
0l’
0s0 ’
Iiω 日 ω
1
8889989999999990
,a0’
ro
d
9
ベ7879888889999989999999999999m
ω887888999998999999ω89m9999mωωω
兄7788888888888889999999999999ω998m9
7877787888888888888889899999998m99
r
F
今
ぷU ぷUζU ぷUζU4uaukuζU 氏U ぷU ぷUζUζUKU ぷU ぷUζυ
〆
判
z
ツ
、
,
κυ7
。
onyoonyQJ
onyny
nyny
7
’
・
7 ・勺’
’
7勺
,
勺
,
。
。
司
,
。
。
。
。
弓
,
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
’勺’
7
、
。n y n y n y n y n
JζU
,
。
。
。
。
伺
/
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。 nフ 。
’
7 tU7 J
7勺
勺J勺
,
勺
,
弓 f司J勺FOO ,
、
,
、
,
’
勺
,
勺
勺
,
M
7
7
6
7
7
6
6
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
8
8
8
8
7
8
8
8
9
8
8
8
8
9
8
8
8
1J
,
ヮ
m
, O O Qノ。。
n
,
勺
,
。
。
勺
,
。
。
。
。
弓 f o F Q o,
U U UκuζU U
,
ヮ
,
勺 F勾f勺,勺 J勺F勺
,
ヮ
,
弓
,
勺
,
守
,
勺 F司J司j,
4ULU
司fヮ
、
ε
勺
。 f。
’
勺OζurororororO司J弓f r 0 7 f ’
。
。
。 0600
。
。
。
勾
7
勾
,
勾 f勾J弓f守F勺F勾,司 f弓J弓f勾J。
コL r o r o r o r O
,
勺 勾
。
r
,勾J ukU ζU司J勺J K U司f 勾J司f弓r’’勺
m
勺
,
勺
,
。
。 ζU。
,
勾
,
司
εJ
a
−
5555555555555556566666666666666667666666
勺
m 5 6 6 5 5 5 5 5 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 7 6 6 7 6 7 7’
76777677
555655556666666666666666666666766666
相
特
幻54555555555555555555555656666665666666
55555555555555555555555555665655665566
M
HU5544545555555555555555555555556555655
44544455455444555555555555555555555
制
の5444444444444445444445455544545555545
mU444444444444444444444444444455454
制4444444444444444444444444444444454
44343444444344444444444444344444
4444444444444444444444444444444443
ω44444444444444444444444444444444
訪
苅
竹山44333333343333433434434434444444
%333333333333333334333334434344
M333333333333333333333333
HU33333333333333333333333
お333333333333333333333333
33333333333333333
343333333333333333
−
ロ引一
m一222333332332
m− 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 2
お一232223322
%−22222
幻一22223322
勺L
4
内d
−
−
お一222
M一 2 2
J ﹀
却
fqE唯︶
単
fJ
新県刊
帝国鳴海
f
︵ぷ’わ/で︶
f J岡
山
l
図 3 脂肪面積割合と新細かさ指数の組み合わせを利用した BMS判定の試み
I
O
I
O
明日山“m山ωmω初 ηηη 川内万%竹川花乃初制限幻斜白山山幻mm叩 卯 引 見 児 ” M山Mmm何 回m 卯 剛 山 mm
mN幻匁幻M5H岬幻兄卸ω“日出の μ
辺
一2
︵f
:
-1
4
6-
高い
一
一
¥
脂肪面積割合
全
一
一
低い
説
解
u
牛枝肉横断面の画像解析技術とその応用
脂肪交雑の形状と枝肉単価との関連性
新細かさ指数を用いて脂肪交雑形状,特に細かい小
ザシが枝肉単価に及ぼす影響を調査することを目的と
した。材料牛は 2005年から 2013年に屠畜された黒毛
和 種 去 勢 牛 (n=12,754) お よ び 交 雑 種 去 勢 牛
(n=4,620)である。各品種で BMSNo.ごとに新細かさ
指数の平均値を算出し, BMSNo.ごとに 0.5標準偏差
を基準に 3段階(小ザシが少ない,普通,多い)に分
類し,それぞれの平均枝肉単価を求めた。黒毛和種と
交雑種の新細かさ指数の平均はそれぞれ 76.8±10.7,
61.7±10.2であり,黒毛和種の方が有意に高かった
(P<0.01)。表 1に示すように,各 BMSNo.において「小
ザシが多い(+)」の平均枝肉単価がおおむね高く,+
とーの平均枝肉単価の差は,黒毛和種で 20円(BMS
No.IO)から 198円( BMSNo.2),交雑種で 58円(BMS
No.6)から 128円(BMSNo.4)の範囲で、
あった 2)
。
脂肪交雑の形状が食味特性に及ぼす影響
黒毛和種の脂肪交雑の小ザ、シと食味官能評価との
関係性を調査するために, 29頭の黒毛和種去勢牛の
中から, A4等級(BMS6または 7)で,脂肪交雑形状
に違いがある 4頭を選び供試牛とした。このとき, 2頭
はアラザシを特徴とし残りの 2頭は小ザシを特徴とした
ものであった。半冷凍状態のサーロインを Imm厚でス
ライスし, 10mm間隔でスライス肉の撮影を行った。筋
間脂肪を含まない直径 6cmの肉片をしゃぶしゃぶとし
て供し,食味官能検査を行った の
。 サーロインにおける
脂肪面積割合および新細かさ指数の平均値は小ザシ
を特徴とした 2頭で 46.96%および 158.93,アラザシを
特徴とした 2頭で 48.29%および 127.77であった。小
ザシを特徴とする 2頭の食味スコアは,アラザシを特徴
とするものに比べ有意に高い(P<0.05)値であった(図
4
。
)
表 1 黒毛和種における新細かさ指数(NFI)レベルごとの枝肉単価および、 NFIレベノレ間の枝肉単価の差
BMSNo.
NFIレベノレ聞の枝肉単価の差
黒毛去勢
細かくない(
)
普通(士)
1
,
0
9
3
1
,
2
9
2
1
,
4
5
5
1
,
5
5
2
1
,
6
6
7
1
,
7
3
7
1
,
8
4
8
1
,
9
0
6
2
,
0
7
7
2
,
1
5
7
2
,
2
6
3
2
3
4
5
6
7
8
9
1
0
1
1
1
2
細かい(+)
1
,
2
4
0
1
,
3
9
1
1
,
5
3
6
1
,
6
3
5
1
,
7
4
1
1
,
8
0
0
1
,
8
9
5
1
,
9
6
9
2
,
0
6
7
2
,
2
5
5
2
,
3
9
8
1
,
2
7
7
1
,
4
9
0
1
,
6
0
4
1
,
6
9
3
1
,
7
9
4
1850
1
,
9
4
7
2,
036
2
,
0
9
7
2
,
2
1
5
2
,
3
9
9
枝肉番号
等級
枝肉重量
C
コ+.fシの2頭
D
8
A
*
*
9104
心4
0
.
3
吋
9106
2901
・
0
.
2
ー
01
。
0
.
1
0.
2
2376
0.
3
0
.
4
*
*
• p<0.
05
好ましくない
← 食味スコア → 好ましい
+と±
+と−
1
4
7
99
8
1
8
3
74
6
3
47
6
3
1
0
98
1
3
5
37
99
68
58
5
3
50
52
67
30
4
0
184
1
9
8
149
1
4
1
1
2
7
1
1
3
99
130
20
58
1
3
6
!
??
種雄牛
アラザシの2頭
士と一
ロース芯面積
パラ部厚
皮下脂肪厚
BMSN
o
.
C
1
8
:
1
か7
横断面
指肪面積割合
あらさ指数
新細かさ指数
サ一口イン平均
脂肪面積割合
あらさ指数
新細かさ指数
S
i
r
e
A× S
i
r
e
A× S
i
r
e
A× S
i
r
e
A×
MGSA MGSB MGSC MGSD
A
4
A
4
A4
A
4
4
7
7
4
3
1
5
0
8
5
6
5
6
0
6
6
7
5
6
8
8.
8
8
8
.
5
7
.
8
2
.
7
2
.
5
3
.
3
2
.
3
7
7
6
6
5
0
.
5
4
6
.
3
5
0
.
3
5
1
.
6
5
5.
2
1
6
.
0
8
6
.
0
5
9
.
4
2
8
.
1
7
6
.
3
5
4
.
3
2
2
.
9
7
9
.
7
5
5
.
6
1
8.
2
8
6
.
7
4
6
.
1
1
2
.
7
1
5
6
.
8
4
8
.
1
1
9
.
0
1
2
2
.
8
4
8
.
5
1
9
.
9
1
3
2
.
7
4
7
.
9
1
5
.
5
1
6
1
.
1
図 4 脂肪交雑の形状がしゃぶしゃぶで、食したときの食味特性に及ぼす影響(A とD が小ザシ)
- 147 -
食肉の科学 V
o
l
.
5
8 No.
2(
2
0
1
7
)
解
説
狭い切開面の撮影を可能とする枝肉横断面撮影用カメ
ラの開発
ミラー型撮影装置は,胸椎を完全に切り離した図 2
のような枝肉にのみ対応したカメラであり,通常の狭い
切開面で取引される枝肉で、の取り扱いは不可能で、あっ
置内部の S
i
n
g
l
eBoardComputerが自動的にこれらの
処理を実施する。撮影されたロース芯画像はリアノレタイ
ムにサーバーに転送され,サーバー側で、ロース芯の自
動抽出,画像解析形質の算出を行う。現時点で,解析
結果の算出までの処理を 1
5秒以内 J
:
、実施することに
'
た。ところが,胸椎を完全に切り離し取引される牛枝肉
成功しており,将来的にはより短時間でp ロース芯面積,
の割合は極めて少なく,画像解析による肉質評価を全
国的に実施しようとする際の課題で、あった。そこで、,平
脂肪交雑の面積割合や新細かさ指数などで示される形
状等を解析,表示可能となる。
成 27∼ 29年 度 成A 畜産振興事業により図 5で示す
ような狭い切開面に対応したカメラを開発し,図 6のよ
うなロース芯画像を安定的に撮影することに成功した。
枝肉画像データベースの開発と公開
ミラー型撮影装置などで収集した枝肉横断面画像は
バーコードリーダーにより枝肉に貼付された情報を読み
格付明細だけでは示すことができない様々な情報を包
取り,ロース芯に対して 1
5度の角度より撮影し,リアルタ
イムに台形補正ならびに輝度ムラ補正を実施する。装
含している。これまで述べてきた脂肪交雑の形状のみ
ならず,ロース芯を取り巻く筋問脂肪の状態やロース芯
が望ましい俵型であるかどうかなどが一目瞭然である。
また,生産者にとってはこれら J情報を蓄積し,種雄牛ご
との傾向などをチェックすることが次の生産の有効な判
断材料となる。そこで、,これまで蓄積した枝肉画像など
を効率的に利活用可能とするよう枝肉画像データベース
を構築,北海道池田町のあか牛生産農家を対象に試
験的に公開を始めた(図 7)。生産者に付与された ID
ならびにパスワードで同データベースにログインすると,
当該生産者が出荷した枝肉の閲覧が可能となっている。
図 5 狭い切開面に対応した新しい枝肉横断面撮影装置
(叩J
1
5
)
「種雄牛別 jならびに「種雄牛と母方祖父の組み合わ
せ Jによる集計,閲覧が可能となっており,これについ
ては,個人情報を伏せた形で,データベース利用者全
員で共有することについて同意をいただいた。さらには
「普及にかかわる担当者J
,「担当する飼料会社」が閲
覧することについて同意を得ており,効果的に使うこと
で地域の肉牛生産をより良いものへと導くツーノレとなるこ
とが考えられる。
一般社団法人ミー卜・イメージ ジャパンとの取り組み
これまで、
紹介してきた事業の中でも,カメラ開発事業
やデータベース構築事業については,大学が事業主体
となってサービスを提イ共したり,販売することはなかなか
困難である。そこで、帯広畜産大学が所有するこれら食
肉の画像解析による評価法の知的財産を最大限に活
用することにより,客観的な肉質評価法の確立と,その
広範な活用を目指し,一般社団法人ミート・イメージ
ジャパンを設立し,これらの事業をより機動的に実施で
きるよう体制を整えた。
これからも,画像解析技術をベースとした肉質評価
技術の精度を高め,肉用牛産業に貢献するような研究
を継続していく所存である。
図 6 MIJ-15から得られたロース芯横断面画像
-1
4
8-
牛枝肉横断面の画像解析技術とその応用
。f ・〉直面開示雨戸不在玉~feMu 長;;…ム両 -;-r
J,
仙の
表示ω お気に入り(A) ツー
ル① ヘルプ凶
••lfl
1
付 .AS/U
。
,
n
柑S勾 /
8MSN
2
3
梅付 AS也 昼 柑31.g/BMSNo
4
刊
5
6
Ne
;
d
格付 AS/.ii 530kg/8
1
,
1
5No
唱
。
絡4
守・A5/.貧 46’句 18'-ISNo:9
待行 ASIA
盈・鈎事勾’ BMSN。・
9
絡付 .
As1 U
:so河 川MSNo:1
0
。
縄付 A51&i
i 469
匂I
BMSN .
9
絡付 As ,aii . ‘ ~g1 1怖”。 g
待付 AS/・S・捌 切 r日開制。.g
錆付 AS/・ 昼 川 匂 店 MS例
。 .9
摘...,曲 Ra
圃 V固
−
自陣圃園田園
・
I
d
圃 位 当 量 畠 祖E
"
"
図 7 MIJ枝肉画像データベースを用いた種雄牛 X と母方祖父牛 Y との組み合わせによる産子の枝肉横断面画像検索結果
文献
1
)加藤啓介,前田さくら,口田圭吾,日畜会報, 8
5
,2
1・
26(
2
0
1
4
)
2)竹尾麻紗美,阿佐玲奈,萩谷功一,口田圭吾,日畜
会報, 8
7
,2
5
3
2
5
7(
2
0
1
6
)
3)阿佐玲奈,岡本匡代,佐々木可奈恵,大井幹記,竹
尾麻紗美,萩谷功一,口田圭吾,日畜会報, 8
8
,1
3
9
-
1
4
3(
2
0
1
7
)
-1
4
9-
食肉の科学
V
o
l
. ...