リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

リケラボ 全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索するならリケラボ論文検索大学・研究所にある論文を検索できる

大学・研究所にある論文を検索できる 「液滴の分裂にまつわる数理」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

コピーが完了しました

URLをコピーしました

論文の公開元へ論文の公開元へ
書き出し

液滴の分裂にまつわる数理

稲山, 貴大 Inayama, Takahiro 東京大学

2021.06.08

概要

本研究の目的は, 液滴の分裂に関する数理モデルを立て, ミクロな視点で降雨現象を理解することである. 単位体積当たりに存在する直径 r(mm) の液滴の数は, r に関して指数減衰的に振る舞うことが知られており, これは Marshall-Palmer 則と呼ばれている. 本論文では Becker-D¨oring モデルという数理モデルを立て, そこに表れる方程式を解くことで, どのような雨粒の分裂モデルがMarshall-Palmer 則を満たすか考察する. 結論として, 平衡状態における雨粒の分布は, 各過程での遷移確率ではなくそれらの比によって決まるということを証明する.

参考文献

[1] Marshall, J. S., and W. McK. Palmer, The distribution of raindrops with size, J. Meteor. 5,(1948), 165-166.

[2] Wattis, J.A.D., An introduction to mathematical models of coagulation-fragmentation processes: a discrete deterministic mean-field approach, Phys. D: Nonlinear Phenomena, 222,(2006), 1-20.

参考文献をもっと見る

全国の大学の
卒論・修論・学位論文

一発検索!

この論文の関連論文を見る