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大学・研究所にある論文を検索できる 「【総説】未来の子どもを救う方法を今日亡くなった子どもに聞く ─山梨Child Death Review ─」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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【総説】未来の子どもを救う方法を今日亡くなった子どもに聞く ─山梨Child Death Review ─

小鹿 学 山梨大学

2020

概要

Child Death Review(CDR)は,予防可能な子どもの死を減らすことを目的として,多職種で子どもの死亡例を検証し,その予防法を構築するシステムである。山梨県では,全国に先駆けて令和2年からCDRが事業化された。山梨大学小児科学教室と法医学教室のメンバーを中心とする山梨CDR研究会は,山梨県および厚生労働省研究班とともに制度構築に取り組んできた。山梨県のCDRでは,子どもに関わるあらゆる職種の人たちが検証会議に参加することで死因を多面的に検証し,具体的な予防策を立案・実行して安全な社会の構築を目指す。

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参考文献

1) 厚生労働省 都道府県チャイルド・デス・レビ ュー(CDR:予防のための子どもの死亡検証) 体制整備モデル事業の手引き(第一版).https:// www.mhlw.go.jp/content/000605740.pdf(最終 閲覧日 2020-10-30)

2) 沼口 敦,溝口史剛,青木康博,安 炳文,石倉亜矢子,ほか:わが国における小児死亡の 疫学とチャイルド・デス・レビュー制度での 検証における課題.日本小児科学会雑誌,123: 1736–1750,2019.

3) 溝口史剛,滝沢琢己,森臨太郎,森崎菜穂, 木崎善郎,ほか:パイロット4地域におけ る,2011年の小児死亡登録検証報告 検証から 見えてきた,本邦における小児死亡の死因究明 における課題.日本小児科学会雑誌,120: 662– 672, 2016.

4) Rimsza ME, Schackner RA, Bowen KA, Marshall W: Can child deaths be prevented? The Arizona Child Fatality Review Program experience. Pediatrics. 110: e11, 2002.

5) 日本小児科学会 子どもの死亡登録・検証委員 会.http://www.jpeds.or.jp/modules/about/index. php?content_id=125(最終閲覧日 2020-10-30)

6) 山田不二子,一般社団法人日本子ども虐待防止学 会CDR制度構築ワーキンググループ:子どもの死 亡事例検証制度(チャイルド・デス・レビュー) 運営ガイドライン骨子JaSPCAN案.日本SIDS・ 乳幼児突然死予防学会雑誌,16: 43–43,2016.

7) さいたま市 ASUKAモデル.https://www.city. saitama.jp/003/002/013/index.html(最終閲覧日 2020-10-30)

8) PUSH project. https://osakalifesupport.or.jp/push/ (最終閲覧日 2020-10-30)

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