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大学・研究所にある論文を検索できる 「タンデム反応を用いたポリオール構築法の開発」の論文概要。リケラボ論文検索は、全国の大学リポジトリにある学位論文・教授論文を一括検索できる論文検索サービスです。

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タンデム反応を用いたポリオール構築法の開発

村田 佳亮 中央大学

2022.07.12

概要

ポリオール構造はポリケチド系天然物やポリエン系抗真菌薬、スタチン系薬剤に見られる部分構造である。今日までにポリオール構造の立体選択的な合成法は多数報告されている 1)が、より効率的な合成法の開発は天然物の合成ルート簡略化や医薬品の大量供給につながる可能性がある。ポリオール構造の効率的な合成法の一つとしてEvans らが報告した-ヒドロキシ-,-不飽和エステルを syn-1,3-ジオキサン誘導体へ一段階で変換するヘミアセタール化/分子内 oxa-Michael 付加が知られている 2)。最近でも複数のグループからその発展形となる合成法が報告されている 3)が、前駆体の-ヒドロキシ-,-不飽和カルボニル化合物を Wittig 反応等で別途合成する必要があった。 本研究では、当研究室が過去に報告したタンデム反応で得られた知見 4)を発展させ、より効率的でステップエコノミカルな syn-1,3-ジオキサン誘導体の立体選択的合成法を開発した 5)。

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参考文献

1) Müller, M. et al., Synthesis 2006, 557.

2) Evans, D. A.; Gauchet-Prunet, J. A. J. Org. Chem. 1993, 58, 2446.

3) a) Hayashi, Y. et al., Chem. Eur. J. 2018, 24, 4909. b) Matsubara, S. et al., Asian J. Org. Chem. 2019, 8, 814.

4) Fuwa, H.; Noguchi, T.; Noto, K.; Sasaki, M. Org. Biomol. Chem. 2012, 10, 8108.

5) a) Murata, K.; Sakamoto, K.; Fuwa, H. Org. Lett. 2019, 21, 3730–3734. b) Murata, K.; Takeshita, H.; Sakamoto, K.; Fuwa, H. Chem. Asian. J. in press.

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