1)M
yJS
,AnthonyO O
,AnnaSG
経臆分娩が困難となる可
,e
ta
l:Leiomyomasa
tr
esecondt
能性が考えられる 。今 回 分娩停止のため帝王切開と
mester u
d examination and adverse
なった 1例は,子宮筋腫が後壁正中かっ下端が内子
co
.O
tG
,1
6 (5) ・
宮口 よりも低位に存在しており
,2
ペ ースが限定されるため
子宮筋腫が上方に
も側方にも移動せず 分娩停止に至ったと考えられ
る。
2)QidwaiG
,CaugheyAB,J
yAF :O
outcomesi
nwomenw
hs
yi
以上より,子宮筋腫合併妊娠における経腔分娩の
成否に関して,大きさや位置など一つの因子では判断
du
el
.O
tG
.1
7(2
t 1):3
,2
することは難しいものの,子宮筋腫が正中にあり,か
3)ShannonK L
,DonnaD B
,DavidA
っ子宮筋腫の下端が内子宮口の高さ よりも低位にある
,e
ta
l:P
eo
fU
eLeiomyomas
場合は,帝王切開分娩となる可能性が高いと 考えられ
nt
eF
tT
ro
fPregnancy:AnU
た。
soundS
gS
.O
tG
,1
3(3)
し か し 今 回 の 検 討 で は 6症例と症例数が少なく,
0-6
5,
また, MRIの撮影時期が,妊娠3
0週∼ 3
7週とばらつ
4)E
sC
,R
iP:U
dd
so
きがあるため,上記で述べた帝王切開分娩となる可
emyomasandc
si
np
能性が高い条件はあくまでも限定的なものである 。経
tG
,8
2 (1):
,1
腔分娩の可能性を予測するために施行する MRI
検査は
5)CoronadoGD, MarshallLM,Schwartz SM
児が成長し分娩が近づいた時期が望ましいと考えられ
si
np
,l
,andd
ることから,今後, MRIの撮影時期を 3
6∼3
7週 に 統
withu
eleiomyomas:ap
一 し,更に症例を蓄積して検討していきたい。
.0b
tG
,9
5 (5):
764-7
,2
6)中村幸夫,坂本知己,真鍋麻美,他:子宮筋腫と分
娩障害 .
lCareVol.10No6 (
) :81-
当院における,子宮体下部に長径 7c
,上の子宮
筋腫を有する子宮筋腫合併妊娠 6例中 5例( 8
3.
3%)
で経臆分娩が可能であり
分娩停止のため帝王切開
での分娩を要 したも のは,
6,メデイカ出版,大阪, 1
7)高島英世 :特集 妊 娠 と合併症妊娠と子宮筋腫.産
婦人科治療, 5
9 (2):1
31
,1
l例 (
6.
6%)のみであっ
8)栃尾梓,平原裕也,永井康一 他:妊娠後期まで子
た。経腔分娩が可能であった 5例は, ①子宮筋腫が左
宮筋腫が先進 していた 3例.日 本周産期 ・新生児医
右いずれかに偏心している, ② 子宮筋腫の下端が内
学会雑誌, 5
4 (1):
0-2
4,
子宮口の高さよりも高位である,
といういずれかの
条件を満た していた。逆に①②を共に満たさない場合
に帝王切開分娩となるリスクがあると考えるが,こ
の条件を検証するためには更なる症例の蓄積が必要で
ある 。
...