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農業経営における女性の自立に関する調査研究―北海道畑作地帯の家族農業経営を中心として―

原口 智江 東京農業大学

2022.09.01

概要

日本のジェンダー平等に関しては,現在も多くの課題が残されている。「ジェンダー・ギャップ指数2021」によると,日本の順位は156か国中120位で,ジェンダー平等に関しては先進国の中でも最低レベルだといわれている。この傾向は農村においても同様であり,農家女性は家事・育児を担うことを求められ,公的な会議の場での決定権の中心は男性であるなど,ジェンダー非対称性は今もなお続いていると言える。

 さらに北海道の農家に着目すると,北海道の村落共同体は明治期以降に開拓入植したという歴史性から,ムラの形成が農事組合を中心に作られた「農事組合」型村落という特徴を持っているため,家父長制の形態も本州とは異なる。農業経営に関しては,北海道では大規模・機械化を進展させた専業農家が多く,経営の中心が男性になりやすいことから,本州には見られない独自のジェンダー問題が存在する。

 これまでの農業経営における女性の自立に関する研究としては,渡辺めぐみ(2009)が家族農業経営における農業専従女性の役割がジェンダーイメージから「作られて」おり性別役割分業が形成される過程を解明している。田畑(1986年)は北海道の農村社会は本州と異なり家父長制的な習慣が弱い点を明らかにし,渡辺麻由子(2003年)は北海道の農家女性の起業活動研究を通じた北海道の農家女性の自立に関して考察している。原口・黒瀧(2021年)は北海道農家女性が夫婦協働しながら自立する事例分析を通じて,「自己の財布を持つこと」,「余暇時間の確保」,「ネットワークの形成」の3点の重要性を解明している。これらの既存研究は,いずれも農業経営における女性の自立に関する重要な研究ではあるが,大規模経営が展開されている北海道畑作地帯における農家女性の自立に関する研究は乏しい。

 以上を踏まえ,本論では,女性の自立を「個々人の生き方の自己決定・自己実現の視点から人生における選択の権利を持つこと」と捉え,農協組織を含めた独自の機能集団的な「農事組合」型村落の特徴を持ち,専業農家が多いために男性が経営の中心となりやすい北海道畑作地帯の家族農業経営を中心として,「農家女性の自立」に関する現状と課題を明らかにすることを目的とした。

 具体的には,第一の研究目的は,北海道における「イエと家父長制」と農家女性の自立の関係性を明確にすることである。第二に,農業経営における農家女性の自立の重要項目を明らかにし,第三に機能集団的な「農事組合」型村落における農家女性の自立の実態と課題解明を目的とした。

 研究方法としては,まず,農家女性の自立と「イエと家父長制」に関する先行研究分析を行った。次に,農業経営における農家女性に関するマクロデータ分析,国による農家女性に関する支援政策の展開,北海道畑作地帯における資料等の分析を実施した。農家女性の自立に関しては,本州において専業農家が比較的多い茨城県行方市と大規模・機械化体制が進展しているオホーツク地域を対象地域としてアンケート調査を実施し,比較分析を行った。また,オホーツク地域における先行事例調査および網走市における農家女性へのヒアリング調査を実施した。

 第1章では,イエ制度や家族との関係から家父長制概念の整理を中心に,農家女性とイエの関係性に関する先行研究分析を行なった。それによると,イエ・ムラ理論研究の中心的存在となっていた日本農村社会学研究は,本州の農村部の研究を中心に発展してきたことから,近代以降に農事実行組合を中心に村落が形成された歴史性をもつ北海道の「農事組合」型村落に適用することが困難であることが明らかになった。そこで,近代以降に研究が盛んになったフェミニズムが見出した,「近代」的家父長制の概念を適用し,北海道の農家は公的領域と私的領域の分断によって性別役割分業(男は公的領域,女は私的領域をそれぞれ担う等)意識が醸成されたとの仮説を設定した。

 第2章では,農業の経営形態や経済的な側面から,農家女性の自立に関する先行研究について考察し,農業経済学分野においては「自立」の意味が異なって論じられていたことを明らかにした。また,フェミニズムの視点が入ってきた2000年以降の研究蓄積をみると,農家女性の自立のためには,①“自己の財布”を持つこと,②余暇時間を持つこと,③農家女性同士のネットワークの形成が重要であることが解明されている。特にネットワークを形成するグループ活動では農家女性が自由で主体的な発言をするために“男性を排除する”ことが1つの方法ととらえられていた。これら3つの要素を本論では「自立への3要素」と位置づけた。

 第3章では,第1に,現在の農家女性に関するマクロデータを中心に,女性の自立に関する近年の動向を概観しつつ,農林水産省等による国の支援策の実施状況を検証した。その結果,北海道の農村では農家女性の社会参画が消極的であることが明らかになった。第2に,過去に農家女性がイエやムラで活動していた実態を見るため,南網走農協(現在のJAオホーツク網走)における『創立30周年記念誌』等の資料をもとに,戦後から1980年代の農家女性を中心に活動の内容とその目的を読み解いた。その結果,当時農家女性が村落で取り組んでいた内容は家政管理者としての活動が多く,農作業労働から農家女性を排除することを推進する傾向にあり,性別役割分業を肯定的にとらえていた実態が明らかとなった。第3に,近年の北海道オホーツク地域における具体的な農家女性向けの活動として,JA女性部とオホーツク管内の普及センターの事例を検証した。その結果,JA女性部の活動については“農業者女性が集まり語り合う”組合員同士の交流の場を提供することが主目的となっており,農業経営に関する教育等の提供は不十分であることが分かった。また,農家女性向けの支援活動については,農業改良普及センターが中心的に取り組んでいたが,近年は普及センターの人件費削減によって,農業改良普及員の職員数が減少し,支援体制の維持が困難になっていることが明らかとなった。

 第4章では,JAオホーツク網走女性部と,その比較対象地域として,本州において専業農家が比較的多い茨城県行方市を取り上げた。JAオホーツク網走女性部167名と,JAなめがたしおさい女性部150名に対して,農家女性の自立に関するアンケート調査を行った。調査結果に基づき,農家女性の社会的地位と家族的地位について考察したところ,茨城県の農家女性と比較して北海道の農家では夫婦間の性別役割分業が明確化している特殊性があり,この点が北海道畑作地帯における農家女性が自立の課題となっていることが示唆された。

 第5章では,オホーツク地域における農家女性の自立に関する先行事例としてD氏を取り上げ,農家女性が主体的な活動をするための重要項目について考察した。D氏は,機械化・大規模化が進んでいる地域に居住しているが,夫婦での協働的な活動がみられ,農家女性の経済的・精神的自立が実現されており,オホーツク地域における先行事例として適切である。D氏が自立的活動を展開できている要因について考察したところ,①農業の6次産業化を学ぶ機会を作りネットワーク形成をした点,②子育てがひと段落したことによって時間的な余裕ができたことが大きな転換となった点,③“自己の財布”を持つことで自己の裁量で自由に支出ができるようになった点が重要であったことが解明された。

 第6章では,北海道網走市の農家女性5名に対するヒアリング調査を通じて,北海道の農家女性の自立に関する現状と課題について分析した。その結果,①農協組織等が介入すると農作業工程に農家女性は関わらなくなる傾向があり,②機械利用組合等への加入によって農家女性が農業経営に関する意思決定権が排除される側面を有していることが明らかになった。大規模・機械化地域においては,協同組合等の“組織”の存在が,農家女性の自立に対する阻害要因となっていることが示唆された。

 終章では,以上の研究結果を踏まえ,総合的な考察と今後の課題を述べた。明らかになったのは以下の3点である。

 第一に「イエと家父長制」の分析から,北海道の農家では近代家族的な公私の分断とそれに伴う性別役割分業が明確化されており,イエで主体性を形成することが,女性農家の社会的地位の確立に必ずしも繋がらないことが明らかになった。

 第二に「農業とフェミニズム」の分析では,先行研究によって明らにされていた「自立への3要素」が,北海道の農家女性の自立には直結しないことが解明された。「自立への3要素」に関して,北海道の農家女性では,①北海道では97%の農家女性が専従者給与として毎月一定の額の給与を得ており,その使い道も個人の裁量で自由に決定していることが分かり,自家労働に対する経済的評価を得られていることが明らかになった。②近年の大規模・機械化体制により農家女性の余暇時間が増え,農作業に関与しない農家女性も出現しており,オホーツク地域の畑作地帯の農家女性は,農作業に取り組む選択肢以外にも,自己のキャリアを形成する選択肢や,家事育児に専念する選択肢も選べる実態が解明された。③オホーツク地域の農協女性部の活動は北海道内でも積極的な参加がみられ,農家女性同士のネットワーク形成が活発な地域といえるが,このネットワーク形成は農家女性の農業経営参画には必ずしも繋がっていないことが分かった。また,農業経営において女性農家が活躍の場を持つ際に,専業農家が多く男性が農業経営の中心となっている北海道においては,男性を除いた女性のみのグループ活動は困難である実態も解明された。

 第三に「機能集団的な「農事組合」型村落と農家女性」の分析からは,協同組合の農作業工程への介入が,農業経営内の公的領域と私的領域を分断していることが明らかとなった。また,ヒアリング調査を通じて,北海道の農業の大規模化・機械化が,農業労働から女性を排除する側面を有してきたことが明らかとなった。

 以上,北海道独自の機能集団的な「農事組合」型村落において農家女性の自立を達成するためには,農業協同組合等の組織側が,農家女性にも経営能力があれば経営主と同等の裁量権を持つことができる制度作りを行うことが求められている。具体的には,農協を通して行う営農計画書の作成の際に経営主だけに指導をするのでなく,その妻にも同様に指導ができる環境が求められている。また,経営主と同等の知識をもつために,農協や普及センターが男性向けに取り組んでいるような農業経営や農業技術に関する教育支援を女性にも拡充させ,農家女性側もこれらに積極的に取り組む必要があることが示唆された。

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参考文献

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127. 吉⽥義明『⽇本型低賃⾦の基礎構造直径家族制農業と農家⼥性労働⼒』⽇本経済評論社,1995年。

128. 渡辺めぐみ『⽣きがいの戦略農業労働とジェンダー』有信堂,2009年。

◆論⽂

1. ⻘⼭浩⼦「⼥性が動かす農業、そして農村社会−⼥性農業者によるイノベーションに関する考察−」『農業経営研究』55巻1号,2017年,pp.23-31。

2. 秋津元輝「戦後⽇本農業の変転とジェンダー−「60年代嫁世代」の経験を中⼼にして−」『ジェンダー史学』8巻,2012年,pp.5-20。

3. 天野寛⼦「⼥性農業者の地位向上⽀援の現状と課題−全国⽣活研究グループ連絡協議会のケース分析を中⼼に−」『昭和⼥⼦⼤学⼥性⽂化研究所紀要』33号,2006年3⽉,pp.1-17。

4. 有賀喜左衛⾨「家族理論の家への適⽤−喜多野清⼀⽒の「⽇本の家と家族」を読んで−」『社会学評論』19巻2号,1968年,pp.60-69。

5. 井形雅代「畑作営農集団における農家⼥性の⽣産と⽣活の現状と意識」『農村⽣活研究』106号,1999年9⽉,pp.27-36。

6. ⽯川悠紀・⼤江靖雄「農村⼥性起業における経営活動の参画と多⾓化要因」『⾷と緑の科学』68号,2014年3⽉,pp.15-20。

7. 市⽥(岩⽥)知⼦「⽣活改善普及事業の理念と展開」『農業総合研究』49巻2号,1995年,pp.1-151。

8. 伊藤省三・冨⽥基・栗原洋和・北村泰介「北海道の傾斜地⽔⽥地域の農業構造と課題」『農業⼟⽊学会』67巻2号,1999年2⽉,pp.153-158。

9. 井上淳⽣「7章統計資料からみた戦後の全国・北海道の農村⽣活の変化」『北海道における農村⽣活の変容と農協⽣活インフラ形成の意義』(⼀社)北海道地域農業研究所⾃主研究,2020年3⽉,pp.90-113。

10. 岩島史「農村⼥性政策によるジェンダー構築の重層性ー⾼度経済成⻑期の京都府久美浜町を事例にー」『農業史研究』50号,2016年,pp.14-24。

11. 植⽥淳⼦「戦後⽇本の農家⼥性をめぐる研究の到達点と課題」『観光学』16巻,2016年12⽉,pp.1-12。

12. 上村協⼦「⼥性と持続可能な農⼭村地域社会ー⽇本⼥性農業者のエンパワーメントー」『農村計画学会誌』37巻1号,2018年,pp.11-14。

13. 鵜川洋樹・原珠⾥「北海道農村住⺠の農業・農村に関する意識調査」『北海道農業試験場研究資料』57号,1999年1⽉,pp.1-57。

14. 衛藤幹⼦「ジェンダー分業システムの起源と展開ー「男性⽀配」体制(レジーム)はいかにつくられたのかー」『法政⼤学法学部紀要』103巻2号,2005年12⽉,pp.1-58。

15. ⼤⽯和男「「農村⼥性ネットワーク」にみる変⾰の指向性とその形成過程ー「⽥舎のヒロインわくわくネットワーク」を事例に」『⽣物資源経済研究』21巻,2016年5⽉,pp.51-71。

16. 太⽥素⼦「家族農耕と少⼦化への意志の発⽣−会津藩産⼦養育制度関係史料を⼿がかりに−」『⽐較家族史研究』9号,1994年,pp.16-31。

17. 太⽥素⼦「近世前期東北農⺠の性愛と家族関係」『⽐較家族史研究』11号,1996年,pp.19-36。

18. ⼤槻優⼦「⽣活改善普及事業における普及活動と農家⼥性−⽣活改良普及員からみた農家⼥性の変化−」『医療保険学研究』5号,2014年3⽉,pp.71-88。

19. ⼤場裕⼦・市川治・發地喜久治・吉岡徹・菅原優・村⽥まり⼦・アズグリアイサン「農業経営の多⾓化と農村⼥性起業展開の要因に関する研究」『酪農学園⼤学紀要⼈⽂・社会科学編』37巻2号,2013年4⽉,pp.51-65。

20. ⼩川理恵「JAの未来を⽀える⼥性たちの活躍」『農業および園芸』92巻11号,2017年11⽉,pp.964-969。

21. ⼩内純⼦「どうやって壁を乗り越えていくのか−北海道における⼥性農業者の来し⽅と⾏く末−」『農村⽣活研究』62巻1号,2019年3⽉,pp.28-31。

22. ⼩内純⼦「戦後北海道農業における地帯構成の変化と農家労働⼒」『北海道⼤学教育学部産業教育計画研究施設研究報告書』33号,1989年3⽉,pp.1-47。

23. ⼩内純⼦「戦後農政の北海道稲作中核地帯における集落の協業形態の変化(上)」『北海道⼤学教育学部産業教育計画研究施設研究報告書』36号,1991年3⽉,pp.77-119。

24. ⼩内純⼦「戦後農政の北海道稲作中核地帯における集落の協業形態の変化(下)」『北海道⼤学教育学部産業教育計画研究施設研究報告書』39号,1992年2⽉,pp.53-92。

25. ⼩内純⼦「農政の展開と協働型集落活動の今⽇的特徴」『村落社会研究』53号,2017年11⽉,pp.11-33。

26. ⼩内純⼦「北海道農村社会における普及事業の展開と⽣活改良普及員の実践活動」『フロンティア農業経済研究』23巻2号,2021年3⽉,pp.18-34。

27. ⼩内純⼦「1章北海道における⽣活改良普及員の実践活動と農村社会」『北海道における農村⽣活の変容と農協⽣活インフラ形成の意義』(⼀社)北海道地域農業研究所⾃主研究,2020年3⽉,pp.3-29。

28. ⼩内純⼦「戦後農政の展開と北海道農業の担い⼿の変化:北海道稲作中核地帯・秩⽗別町Y集落を対象として」『村落社会研究』28号,1992年10⽉,pp.171-205。

29. 柏尾珠紀「近代で異なる⼥性農業者の活動とその再編」『農業と経済』1・2号,2019年2⽉,pp.6-15。

30. 柏尾珠紀「稲作農業の機械化と⼥性農業労働の変化:滋賀県の湖岸部集落における調査から」『滋賀⼤学環境総合研究センター研究年報』13巻1号,2016年7⽉,pp.11-19。

31. 柏尾珠紀「⼥性農業経営における理念と実践−直売所活動を⾏う⼥性農業経営者を事例として−」『農林業問題研究』41巻1号,2005年6⽉,pp.1-11。

32. 粕⾕美砂⼦・天野寛⼦「農家家族における家族経営協定の課題」『農村⽣活研究』121・122号,2004年6⽉,pp.29-39。

33. 粕⾕美砂⼦・向野美緒・天野寛⼦「農家家族における男⼥共同参画社会意識の現状」『農村⽣活研究』136号,2008年12⽉,pp.43-58。

34. ⽚倉和⼈・⼯藤清光「ニュージーランドの農場経営における夫婦パートナーシップの実態」『農村⽣活研究』131号,2006年12⽉,pp.9-17。

35. ⽚⼭千栄・藤本保恵・⼯藤清光「フランスの⼥性農業者にみる出産・育児期の⽣活と⽀援環境−モルビアン県の農家への聞き取りから就労と⼦育てを中⼼に−」『農村⽣活研究』130号,2006年9⽉,pp.47-57。

36. 鎌⽥浩「法史学会における家⽗⻑制論争」『⽐較家族史研究』2号,1987年,pp.3-8。

37. ⽊村純・千葉悦⼦・古村えり⼦「農村婦⼈問題⽂献⽬録(戦前第1集)」『北海道⼤学教育学部社会教育室報』1977年3⽉,pp.83-89。

38. ⽊村伸男・川村保・崔粛京「農業経営における⼥性の役割:経営の合理化に視点をおいて」『農村⽣活研究』108号,2000年3⽉,pp.43-51。

39. 九栗貞⼦「⼥性農業者の⾃⽴に向けたプロジェクト活動の実際」『農村⽣活研究』62巻1号,2019年3⽉,pp.23-27。

40. 熊⾕苑⼦「農村家族研究と⽣活時間データ」『現代社会学研究』26巻,2013年,pp.125-132。

41. 栗本瑞恵「『北の⼥』考−明治20年代の北海道における結婚離婚−」『年報新⼈⽂学』4号,2007年12⽉,pp.178-202。

42. ⿊川康亨「農業機械化と農業労働⼒に関する⼀考察」『農林業問題研究』2巻1号,1966年8⽉,pp.18-25。

43. ⿊澤不⼆男「2章北海道における農業改良普及事業の⾜跡と課題」『北海道における農村⽣活の変容と農協⽣活インフラ形成の意義』(⼀社)北海道地域農業研究所⾃主研究,2020年3⽉,pp.30-42。

44. 胡斌「⼗勝畑作経営における規模拡⼤過程に関する⼀考察−⽂献整理を中⼼に−」『農業経営研究』20号,1994年2⽉,pp.121-139。

45. ⼩池草仁「農業近代化のための“家族協定農業”に関する諸問題」『北海道⼤學教育學部紀要』17号,1970年1⽉,pp.89-108。

46. ⼩泉聡美「漁業⼥性部が⾏う起業活動の継続要因と課題−北海道の漁業⼥性部を事例に−」『農村計画学会誌』34巻4号,2016年,pp.461-469。

47. 崔粛京・⽊村伸男・薛春玲「農業経営における⼥性の地位:⽣活と経営の分離を通じて」『農業経営研究』40巻2号,2002年9⽉,pp.118-123。

48. 崔粛京・⽊村伸男「農業法⼈化による⼥性農役割変化」『農業経営研究』38巻2号,2000年,pp.37-42。

49. 斎藤⼀治「パートナーシップによる経営発展と経営管理の特徴」『農村⽣活研究』125・126号,2005年3⽉,pp.78-86。

50. 酒井恵真「北海道における「農村集落」の変貌と再編」『村落社会研究』16巻2号,2010年,pp.1-7。

51. 佐藤⼀絵「⼥性農業者の活躍における課題(農業と労働)」『⽇本労働研究雑誌』58巻10号,2016年10⽉,pp.59-68。

52. 澤野久美「農村⼥性起業研究の動向と展望」『農業経済研究』86巻1号,2014年3⽉,pp.27-37。

53. 申連花「⽇本の家⽗⻑制制度についてー農村における「家」の諸関係を中⼼にー」『地域政策研究』8巻4号,2006年3⽉,pp.99-104。

54. 茂野隆⼀「総研レポート農協活性化における⼥性の役割に関する調査【抜粋版】」『農林中⾦総合研究所』26巻5号,2014年12⽉,p.1-6。

55. 澁⾕美紀「農村⼥性起業の事業多⾓化と継続に向けた課題−東北地域における直売所の事例分析−」『農業経営研究』49巻1号,2011年,pp.51-56。

56. 澁⾕美紀「農村⼥性の世代的特徴からみた起業の促進要因」『農村計画学会誌』26巻1号,2007年6⽉,pp.13-18。

57. 新保満「成員の意識と家および家族の変容」『農村⽣活研究』102号,1998年9⽉,pp.10-15。

58. 菅原優「オホーツク地域の6次産業化の現状と特徴」『フロンティア農業経済研究』20巻1号,2017年2⽉,pp.3-18。

59. 菅原優「北海道農業の構造変化の現局⾯と畑作営農集団の課題−網⾛市の機械利⽤組合の農地所有と利⽤を中⼼として−」『オホーツク産業経営論集』19巻1・2号,2011年3⽉,pp.1-22。

60. 蘇群「農家⼥性の就業⾏動分析−⼗勝地域の事例による−」『農業経営研究』36巻1号,1998年,pp.159-164。

61. 蘇群・樋⼝昭則・淡路和則「⼗勝畑作における農家⼥性の就業選択」『北海道農業経済研究』7巻1号,1998年2⽉,pp.1-11。

62. 芹⽥裕介「なぜ男性が農業機械を使うのかー家族農業労働の編成におけるテクノロジーとジェンダーに関する考察ー」『ソシオロジ』59巻2号,2014年,pp.75-91。

63. ⾼梨⼦⽂恵・⼩林国之・⾼橋祥世「北海道畑作地帯における後継者妻のグループ活動の変化に関する⼀考察」『農村⽣活研究』142-143号,2012年3⽉,pp.5-12。

64. ⾼橋祥代「複数⼾法⼈における農家⼥性の役割と意思決定への関与〜北海道N町を事例として〜」『北海道⼤学農經論叢』70集,2015年9⽉,pp.95-103。

65. 棚橋知春「北海道畑作地帯における農村発展の基礎となる農家世帯員と世帯外部との関わり−所属組織・交友関係・地域への所属意識の視点から−」『北海道⼤学農經論叢』74巻,2020年12⽉,pp.47-55。

66. 靏理恵⼦「農家⼥性のエンパワーメントを促進する背景とその要因」『村落社会研究』9巻2号,2003年,pp.49-60。

67. 永島千恵「⼥性農業者の新しい取り組みについて〜⼈的ネットワークがもたらすイノベーション〜」『⽇経研⽉報』2015年6⽉号,2015年6⽉,pp.82-88。

68. ⻑野ひろ⼦「⽇本近世農村の「⼩経営体」とジェンダーー分業・⼼性・領域を中⼼にー」『中央⼤学経済研究所年報』45号,2014年,pp.1-12。

69. ⻑野ひろ⼦「⼥性史・ジェンダー史の展開−⼀九⼋〇年代以降の変化−」『⽐較家族史研究』23号,2008年,pp.18-31。

70. 永野由紀⼦「現代の東北農村におけるイエ存続戦略と⼥性−⼭形庄内地⽅の事例−」『⽐較家族史研究』20号,2005年,pp.3-34。

71. 永野由紀⼦「⼩経営組織としての「いえ」における⼥性の「個」の⾃⽴化−⼭形県庄内地⽅の専業的農家の事例−」『村落社会研究』6巻2号,2000年,pp.24-35。

72. 中間由紀⼦・内⽥和義「⽣活改善普及事業の理念と実態ー⼭⼝県を事例に」『農林業問題研究』178号,2010年6⽉,pp.1-13。

73. 中道仁美「農村⼥性問題と地域活性化ージェンダー社会の認知と課題ー」『農林業問題研究』36巻4号,2001年3⽉,pp.192-196。

74. 中道仁美「男性中⼼の農村・農業における⼥性⽀援」『農業と経済』1・2号,2019年2⽉,pp.16-23。

75. 中道仁美・⼤友由紀⼦「オーストリア職業教育にみる⼥性の農業経営参画」『京都⼥⼦⼤学現代社会研究』20号,2018年1⽉,pp.51-65。

76. 波平恵美⼦「『家』の変貌と⼥性の財産をめぐる変化」『⽐較家族史研究』6号,1991年,pp.88-97。

77. 楢⽊亮⼦・⼤地実⼦・⽥上由美⼦「家族経営協定がパートナーシップの確⽴に及ぼす影響」『農村⽣活研究』113号,2001年6⽉,pp.29-34。

78. ⻄⼭未真「農村⼥性の成⻑と普及活動」『農村⽣活研究』102号,1998年9⽉,pp.23-32。

79. ⻑⾕川昭彦「農村家族の類型」『ソシオロジ』17巻1・2号,1971年,pp.133-149。

80. ⻑⾕川善計「社会学における家と家⽗⻑制−⼾⽥・喜多野理論を中⼼にして−」『⽐較家族史研究』2号,1987年,pp.9-27。

81. 林美枝⼦「語り継ぐ北海道の歴史と未来:開拓地における⼥性の役割−インマヌエル村の荻野吟⼦の⾜跡を辿りながら−」『⽇本看護歴史学会誌』29号,2016年,pp.40-48。

82. 原(福与)珠⾥「農村⼥性の社会的ネットワークの特徴と意味:茨城県A集落の婦⼈会員の分析」『農村⽣活研究』88号,1995年2⽉,pp.12-17。

83. 原(福与)珠⾥「農村における⾼齢⼥性のパーソナル・ネットワークに関する考察−京都府美⼭町の地域おこし活動に関与する⼥性を事例として−」『村落社会研究』11巻2号,2005年,pp.43-53。

84. 原(福与)珠⾥「新規参⼊者のサポートネットワーク」『村落社会研究』8巻2号,2002年,pp.24-35。

85. 原⼝智江・⿊瀧秀久「宿泊型グリーンツーリズムの導⼊可能性に関する農家労働⼒分析ー北海道オホーツク地域を中⼼としてー」『オホーツク産業経営論集』28巻1・2号,2020年3⽉,pp.13-27。

86. 原珠⾥「農業者夫婦における「対等性」の現状と課題」『農村⽣活研究』144号,2012年9⽉,pp.2-15。

87. 原珠⾥「⼥性農業者のキャリア形成の特徴」『関東東海農業経営研究』100号,2010年2⽉,pp.105-110。

88. 原珠⾥・堀⽥和彦「農村⼥性起業の組織的展開に関する考察−「古座川ゆず平井の⾥」を事例に−」『農村研究』118号,2014年3⽉,pp.29-40。

89. 平尾⼀朗「家族構造や労働市場が⾃営業からの退出に与える影響:2015年SSM調査データを⽤いて」『理論と⽅法』33巻1号,2018年3⽉,pp.32-43。

90. 広井多鶴⼦「「主婦」ということば−明治の家政書から−」群⾺⼥⼦短⼤『国⽂研究』27号,2000年,pp.15-29。

91. 藤井治枝「労務管理の変容と⼥性労働」『⽇本労働社会学会年報』11号,2000年,pp.173-191。

92. 古川彰「家・同族をめぐる有賀・喜多野理論のパースペクティブ」『ソシオロジ』29巻2号,1984年,pp.63-82。

93. 堀川彰「東北地域における⼥性農家世帯員の就業構造」『農業経済研究』87巻3号,2015年,pp.243-248。

94. 美⼟路達雄「農村婦⼈論の課題(素描):農⺠主婦を中⼼に」『北海道⼤学教育学部社会教育研究室『社会教育研究報』』創刊号,1997年,pp.69-74。

95. 美⼟路達雄・千葉悦⼦・古村えり⼦「農家婦⼈の労働・⽣活家庭と学習課題」『北海道⼤學教育學部紀要』38号,1981年3⽉,pp.125-170。

96. 三原育⼦「農村における⼥性起業の経営的性格と課題」『国⽴⼥性教育会館研究紀要』9巻,2005年2⽉,pp.73-83。

97. 三原育⼦「農村⼥性による起業活動とその評価ー千葉県流⼭市農家⽣活研究会朝市部会を事例としてー」『農業経済研究』別冊,⽇本農業経済学会論⽂集,2003年,pp.63-65。

98. 宮城道⼦「農業経営における⼥性の選択肢の拡⼤」『農村⽣活研究』98号,1997年9⽉,pp.12-18。

99. 宮崎俊⾏「農家の農業経営における⼥性の地位とその法的取り扱い」『村落社会研究』1巻1号,1994年,pp.3-9。

100. 森川あけね「⼥性の就労状況や意識からみた農業法⼈化の課題」『農村⽣活研究』101号,1998年6⽉,pp.11-17。

101. 森⽥政裕「有賀喜左衛⾨の「家」理論とその論理構造−⼾⽥貞三との対⽐で−」『社会学評論』29巻3号,1979年,pp.20-36。

102. ⼭下仁・⼯藤清光・⼟居洋平安・倍澄⼦「農村⼥性の社会活動を阻む社会規範と気兼ね意識」『農村⽣活研究』131号,2006年12⽉,pp.18-27。

103. ⼭⽥昌弘「⽇本家族のこれからー社会構造転換が⽇本家族に与えたインパクトー」『社会学評論』64巻4号,2013年,pp.649-662。

104. 吉⽥義明「Ⅲ農家⼥性労働の現段階−直系家族制農業の変貌と農外就労−」『社会政策学会年報』37巻,1993年,pp.169-187。

105. 若林勝史「北海道にみる畑作⼤規模経営の状況」『農村と都市をむすぶ』68巻3号,2018年3⽉,pp.12-19。

106. 渡辺⿇由⼦「⽣産組織における農家⼥性の役割と地位に関する研究ー網⾛市畑作営農集団を対象としてー」『農業経営研究』43巻1号,2005年6⽉,pp.64-68。

107. 渡辺⿇由⼦「農家⼥性研究の展開と問題点」『オホーツク産経論集』11巻1号,2001年12⽉,pp.38-56。

108. 渡辺⿇由⼦「家族農業経営における⼥性の⾃⽴化と起業に関する研究(上)」『オホーツク産経論集』11巻2号,2002年6⽉,pp.21-56。

109. 渡辺⿇由⼦「家族農業経営における⼥性の⾃⽴化と起業に関する研究(下)」『オホーツク産経論集』12巻1号,2003年3⽉,pp.10-62。

110. 渡辺⿇由⼦「営農集団における農家⼥性の役割に関する研究」『協同組合奨励研究報告』25号,2000年2⽉,pp.225-246。

111. 渡辺⿇由⼦・笹⽊潤・⻑澤真史「農政転換期における網⾛畑作経営の将来ビジョン」『農業経営研究』46巻2号,2008年,pp.79-83。

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