書き出し
東京薬科大学におけるICT環境に関する実態調査 -オンライン授業前夜の薬学部学生のBYOD機活用に関する報告-
概要
東京薬科大学薬学部は 2002 年からパソコンの個人所有による Bring Your Own Devive( BYOD)教育を導入し、LMS を使用した資料配布やレポート提出を実施してきた。導入当初は、大学と自宅の Information Communication Technology( ICT)環境の個人差が大きく、その有効活用には課題が多く存在したが、2010 年から学内無線 LAN 化を推進し、こうした格差も解消されつつある。昨年度の紀要において、2018 年度新入生を対象に行った ICT 環境に関するアンケート調査の結果を報告した[1]。 今年度は、在学生が ICT 環境を継続的に有しているかを把握することを目的に行った アンケート調査の結果を報告する。